株式会社トランスジェニック ~遺伝子分野で成長するバイオベンチャー~

Vol.2 価値観

株式会社トランスジェニック 代表取締役社長 福永 健司 (2013年7月取材)

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価値観

【福永】

やはり研究開発型の会社ですので、他社にない、他の研究機関にない一流の技術をまず自社で保有すると。その技術を持って競争力のある事業を作っていくというところですね。技術を支えるのは人ですので、結果的には一流の人間を育てていくというのが我が社のポリシーだというふうに考えています。

【福永】

基本的に研究開発担当の山村取締役、山村先生なのですけど、定期的に研究開発会議をやっていますし、研究員が興味を持つテーマについてそれが果たして事業性があるのか、その研究が有用なのか、そういった専門家の視点からそこは先生にご指導頂いていると。私はどちらかというとそっちはまったくの畑違いですので、非常に研究開発の部分については先生に依存しているというところはありますね。

【福永】

ただ、研究だけでなくてですね、社会人としてちゃんと営業にしても普通の人間が窓口になる場合もあるわけですから、ちゃんと社会人らしい挨拶をするとか、取引についても経済合理性に則った取引をするとか、そういった普通の当たり前のことについては、私たちの管理の方で気づいた点は指導しているという形です。

【福永】

トランスジェニックというのは遺伝子改変という意味で、当時我が社の興りがもともと、独自の遺伝子破壊マウス作成技術を移転して作られた会社なので、その遺伝子破壊マウスを表す総称として、トランスジェニックという名前をそのまま付けたという形になっています。

【福永】

研究開発型の会社というのは、社会性がない、研究だけやっていればいいと、そういうふうに誤解されるところがあると思うんですけど、うちの会社に関して言えば研究員も一流ですし、普通の常識人、社会人らしさも備えた非常に我慢強い社員、研究員で構成されている、これが一番の特徴だと思いますね。

【福永】

うちの会社は35名ですと言ったんですけど、M&Aの関係で今は160名なんですよ。グループでいくとですね。当然違う会社なので、もともとのトランスジェニック社と同じ企業文化のわけがないし、社員の性質もおそらく違うでしょうし、それをどうやって今後共存させるというか。企業文化は一緒である必要はないと思うんですよ。大きな経営理念の下にばらばらの文化が多少あってもいいのかなと思いますし、この辺りの統治、統合ですね。それが一番の課題かなと思っていますね。35人だけだったらそんなに難しくはないと思います。
事業的にはもう見えてきているので、前ほど不安要素はないですね。うちの社員は本当にまじめで我慢強くて、会社が困った時には協力してくれて非常に助かっているんですよ。当然報酬もいっぱい払いたいのですけど、報酬というのは労働の対価じゃないですか。会社がおかしいと正当な対価が払えない状況になるわけで、社員のためにもまずは会社をしっかりさせないとですね。安定した会社を作れるようにしないといけないと。そのためには苦労も厭わないというかですね。社員の方には今まで相当苦労をかけてきているので、これからは恩返しできるように、もっともっと言い会社にしていくことについては確信を持っていますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 福永 健司
役職 代表取締役社長
生年月日 1969年8月13日
出身地 福岡県久留米市
愛読書 特になし

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