アスクル株式会社 ~36万アイテムを取り扱う、オフィス用品配達の先駆者~

Vol.5 未来へ

アスクル株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 岩田 彰一郎 (2014年2月取材)

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―未来へ―

【岩田】

ECが社会にお役に立つことってまだまだたくさんあるし、そういうふうに発展させなくてはいけないと思うんです。いまの社会の課題を、本業を通じて解決するというのは企業の責任だと思うので、いまは働く女性の生活を軽くしたいというのがありますし、高齢化社会の親世代の買い物をどう支援できるか。いま実際お客様たちが始めているのがお父さんお母さんたちの買い物を、子どもたちが買って届けてあげるというのが買う人と届く場所が違うのも自由にできるので、そういう高齢化社会のお手伝いはどういうことができるか。おいしいものをおいしく食べていただくためにはどういうイノベーションが必要かと。それこそ朝採れた野菜がすぐお届けできるような、そういうこともこの中では可能になってくると思うので、そういうことを様々なリアルな改革とこのECの特徴と合わせたところで素敵な生活、豊かな生活ができるようなものになっていけばいいなと思いますし、それはまた海外、世界中に持っていきたいと思います。

BtoBもエージェントさんたちと「次の20年も一緒にやろうね」という話をしているのですが、BtoBのビジネスモデルは変わらないと思うんです。その中で次の20年をどう成長するかというと、この利便性を様々な産業のお手伝いということで日本の産業を応援する、産業のバックオフィスを軽くして効率的にすることによって、日本企業の収益率を含めてそれを高めるというのはあるので、いわゆる間接材のものと、サービスで30兆円あるんです。10%削減できれば3兆円の収益の向上があるわけで、そういう意味のBtoBの成長もまだまだある。

【齋藤】

BtoBという外付けのサービスというより、むしろ製造工程の中に入りこむような形があり得るのではないでしょうか。

【岩田】

そうですね、だんだん製造現場の間接材というところでやっているのですが、病院などに行くとシリンジや注射針とかそういう物までお届けするようになっていますし、介護なんかも日本の医療費をどう削減するかという中で効率的な調達システムというのは絶対お役に立つということで、やることがたぶんいっぱいあります。

【齋藤】

医療や教育とか農業など、そのような分野というのはそういう目で見ると、宝の山のように思えますね。

【岩田】

不効率なところがいっぱいあるので、そういったものも効率化できると思います。

【齋藤】

岩田社長がずっと大学時代から考えられてきたことを、顧客の変化という部分にどういうふうにアジャストしていくか、具体的にそれを一つひとつ着実に積み上げてきた成果がいま世に花開いて、さらに大きく開くという要素を持っているなという感じを今日伺って大変心強くなりましたし、いろいろ応援させていただいきたいと思いました。

【岩田】

ありがとうございます。

【齋藤】

皆さんもこれをご覧になって、アスクルという会社、あるいは社長の人柄もよく分かられたと思います。岩田社長の哲学、アスクルのビジネスモデルに自分も共鳴するという方は 大いに勉強して門を叩いていただいたらいいのではないかと思います。どうもありがとうございました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 岩田 彰一郎
役職 代表取締役社長 兼 CEO
生年月日 1950/8/14

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