株式会社パールトーン ~創業80年超。着物の汚れを防ぐ「撥水加工」で着物を日常着に~

Vol.1 事業承継秘話

株式会社パールトーン 代表取締役社長 由本 敏次 (2014年2月取材)

[もっとみる]

事業承継秘話

【由本】

私は実は義理の弟になります。私が入社した当時は、まだ社員数も6人、7人ぐらいの世界で、義理の弟ということは、うちの家内が社長の妹であったということで、アルバイト生でパールトーンに入りました。それで、一番この仕事が面白いなと思ったのは、水をかけると高価な着物が弾いていくと。まずその効果を見た時に僕は感動しまして、これは面白いと。その頃はまだまだ私は若かったので、性格的には目立ちたがりで、人の目を引くことが大好きな自分だったので、これがビジネスとして、人を驚かせることができる。びっくりさせることができる。こっちを注目させることができるということを得て、これを何とか頑張れば、面白いことになるということで、非常に仕事に対して興味は持ちました。

【由本】

まだ1年目で何とも言えないんですが、この1年間は非常に動きました。そしてあらゆる社長ともお会いしました。我々は、私も入社して45年ですが、最高値400人を超える人を迎えるぐらいの従業員数を誇るくらいの会社になってきたわけですが、先代の社長とは、ペアマッチで。先代の社長は不知不来ということで、こういう加工を知らせなければ、人も集まってこないという原点によって、コマーシャルも相当やりました。もちろんバブル期もあって、どんどん右肩上がりに上がっていって、今日を迎えているわけですが、今着物の需要は非常に少なくなってきております。その中で、1兆5000億の販売を誇っていた業界ですが、今は3000億を切る状態になってきているほど、ちょっと末期的症状と思われますが、まだまだ着物文化はこれから伸びていくであろう。もう一度、今は和のブームといいますか、日本食も、富士山も、おもてなしも、オリンピックもあるということで、今日本はかなり注目されてきています。

【由本】

この着物を通じて、日本の文化を継承していこうということで、今一度、着物をもっと栄えていくような着物でおもてなしも必要だろうし、そういう意味では、今一度、このパールトーン加工を着物に関して進めていきたいなと。そのためには私が社長になって、今までのやり方と違うやり方。今まで先代が作ってきたいいものは残して、変革は多く持たなければいけない時代に突入しているわけですから、グローバル的に物事を見て、この撥水というものは展開していきたいなと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 由本 敏次
役職 代表取締役社長
生年月日 1949年7月12日
愛読書 小説

この社長に応援メッセージを送る
この社長に直接提案