株式会社シュゼット ~「理念を大事にしろ!」創業者の思いをのせた決断でV字回復!~

Vol.2 広告代理店勤務時に学んだこと

株式会社シュゼット 代表取締役社長 蟻田 剛毅 (2015年3月取材)

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―広告代理店勤務時に学んだこと―

【聞き手】

ご自身は学校を卒業してすぐ家業を継ぐ選択肢もあったと思いますが。

【蟻田】

うちでは、男で大学を卒業したのも、会社勤めをしたのも私だけです。蟻田家はみんな「俺が、俺が」という一族で、自分では何となく「飲食関係の商売をするんだろう」と思っていて、就職活動もそういったところを中心にしていました。とはいえ、学生の就職活動はいい加減なところもあるじゃないですか。それで、結果的に広告代理店に就職しました。

広告代理店の営業マン時代は、お得意様からの課題を解決するためにタスクフォースをつくって、社内で有能なスタッフに声をかけたり、お得意様からお知恵を拝借したりという毎日でしたが、そこで10年間に学んだノウハウが、今とても役に立っています。社長としてプロジェクトを達成するために大切なのは、社員とお得意様をいかにつなげていくかということですから。

シュゼットは「もの」だけでなく、「こと」も提供しています。そういう部分では、広告代理店と通じるところがある。そのあたりは無意識のうちに、父にけしかけられていたのではないかなと思います。

【聞き手】

お仕事を通じて、ブランディングなども自然と学ばれたのではないかと思うのですが、そのあたりも今の仕事に役立っているのではありませんか?

【蟻田】

マーケティングやブランディングは再現性の低い領域でもありますし、そこでプロとしてやっていくのは本当に大変なことです。実際、10年くらいではものにできない領域だと思います。ただ、広告代理店でお世話になったことで、困った時に頼りになる人がいて、これが大きかったと思いますね。

課題を解決する時は、社内だけでなく自分が持っているものを総動員しなければならないと思うんです。シュゼットを継いだ時は、営業成績も低迷していて、抜本的な改革が必要でした。そこで、社外の人に助けてもらったんですね。父は亡くなる直前に経営改革プロジェクトを立ち上げて、オープンに外部の意見を取り入れていました。これも私が広告代理店で学んだことが役に立った結果だと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 蟻田 剛毅
役職 代表取締役社長

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