デジタルハリウッド株式会社 ~日本初!株式会社として大学院を設立。世界に日本のデジタル技術を伝える~

デジタルとの出会い

デジタルハリウッド株式会社 取締役 学長 杉山 知之 (2015年4月取材)

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プロローグ

【聞き手】

本日はですね。日本のデジタルクリエイティブのイノベーター。そしてこのデジタルハリウッドの創始者であります杉山知之学長にお話をうかがって行きたいと思います。それでは宜しくお願い致します。

【杉山】

よろしく願いします。

【聞き手】

今日は杉山学長の人となりにグイグイと迫っていきたいなと思っているんですが。

デジタルとの出会い

【聞き手】

杉本学長はお生まれは東京。

【杉山】

そうです。東京ですね。

【聞き手】

どちらの辺りですか?

【杉山】

小学生の頃までは中野駅の目の前にある住宅にいましたね、アパートに。それからですね。お父さんのお父さん。要するに僕からするとお爺さん、おばあさんと一緒に住むことになりまして。だいぶ年齢が高くなって、だれかと一緒に住まなきゃとなって、お父さんが長男だったので。そこからはお父さんが戦後に買ってあった原宿でそだったんですね。中学2年ぐらいからバンド活動をはじめたので、結局高校の2年3年というのは、都内で上手な人達を集めて、バンドを作ってみたいな。

【聞き手】

音楽に明け暮れるみたいな、そんな学生時代。

【杉山】

そうですね。高校3年の12月までコンサートをやっていましたからね。アマチュアコンサートですけどもね。当然大学にストレートに行けるわけもなく、浪人しました。

【聞き手】

その時からロックなんで、いわゆるデジタルなというか。

【杉山】

その頃はね、デジタル機材というものがなかったんですよね。僕が大学の頃というのは。例えば僕が持っていて、みんながうらやましがったのは、12ケタの卓上計算機みたいな。僕のは8ケタなのに君のは12ケタというようなところから入っていって。大学に行って、大学2年の時に初めて大型コンピューターに出会うんですけど、パーソナルコンピューターというのがまだない時代ですから。でもそれは授業でやっただけで、本格的にやるのは大学4年で研究室がきまってからは、まあ200日ぐらい大学に泊って、コンピューターのおもりをしているみたいな。そういう状態に一気になっちゃいましたね。

【聞き手】

学部も理工系を選んで行かれているんですけど。

【杉山】

僕は建築学科なんですよね。

【聞き手】

建築に興味があって。

【杉山】

だからまあ大学に入った時は、建築設計をする人。まあ建築家まではできなくても、設計する人までにはなりたいなと。そういうイメージではあったんですけど。なんかこれからは設計だけできても、設計ができる人なんていくらでもいるので。大学3年になったら少しは知恵がついて、色々な本を見るといわゆる建築家と呼ばれる人のレベルの高さを思い知るわけですよね。自分とのこの距離感は一体何だみたいな。とんでもないなみたいなことを思うんですけど。でも、これからはなんとなく技術が大事になるので、設計だけでなく違う分野もやった方がいいんじゃないかと思って。大学4年の時に、就職に繋がらなくてもいいと思って、建築音響っていう研究を行っている研究室を選んで。

【聞き手】

建築音響っていうのは?

【杉山】

そうですね。アーキテクチャ・アコースティクスっていうんですけど。

【聞き手】

私、今回お会いするに当たって、初めて触れた言葉だったんですけど。

【杉山】

これはですね、簡単に言えば、皆さんが行くような音楽ホールなんかがありますよね。そうすると天井とか壁がガタガタしてますよね。あれは音が良く鳴るように設計しているんですよ。材料も決めて。そういうものですよね、建築音響というのは。

【聞き手】

音楽ホールとかそういったところを設計していく。

【杉山】

その後ろには例えば音がもれないようにする遮音の技術もあれば、必ず人がたくさん入るので、空気も入れ替えないとみんな気持ち悪くなっちゃうので、空調機がはいるんですけど、そういう空調機のダクトも普通はファンがあるからすごい音がするんですけど、こういうのをどうやって音を消していくかの消音の技術もあるんですね。だから遮音・消音。吸音、それから音の響きを実際に良くするみたいな。そういう技術なんですけども。                                                 ただ僕がなんで急にコンピューターをすることになったというと、研究はそれならりに進んでいて、その研究室はたくさんの多目的ホールの設計に携わっていたんですね。実務をやっているという意味ではすごくおもしろかったんですけど。音が目に見えないわけですよ。ここから音が出て、ここに進んでいきますよと言っても見えないでしょ。それを可視化した方が設計がしやすいんですね。この壁に当たってここに跳ね返るというのを見えたいと。ということはコンピューターグラフィックスだということで、それでCGのプログラミングを始めたんですね。                                                          今、こういうデジタルの表現で、後ろを支えている基礎技術というのを実はそこで身に付けているんですよね。それが、40年経ってもその基礎の部分が今だに役立つというのはありますよね、一通りやっているので。

社長プロフィール

President's profile
氏名 杉山 知之
役職 取締役 学長

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