株式会社ブシロード ~『カードファイト!! ヴァンガード』などが有名なエンターテインメント企業~

証券マンだったバブル期と現在の違い

株式会社ブシロード 元代表取締役社長 木谷 高明 (2015年10月取材)

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―証券マンだったバブル期と現在の違い―

【聞き手】

本日は、日本の漫画、アニメといったコンテンツを世界に発信しておられます、クールジャパンの代表格とも言えます、株式会社ブシロードの代表取締役社長、木谷高明社長にお話を伺っていきたいと思います。それでは社長、よろしくお願い致します。

【木谷】

よろしくお願い致します。

【聞き手】

昔はやっぱり、漫画の世代だと思うんですが、漫画はお好きだったんですか。

【木谷】

そうですね、漫画とプロレスですね。
プロレスのテレビを見た後、雑誌を何誌も買ってね、これを熟読するわけですよ、何度も。これが僕の高校時代の人生の楽しみの7割くらいを占めていましたね。だから、高校時代の僕が今の僕を見たら、「未来の俺格好いい」と言っているかもしれませんね。高校時代の暗い自分を裏切ることになってよかったなと思います。

【聞き手】

でも、将来について、考えなくてはいけない時期というのが来るじゃないですか。就職活動といったような。そういった時に、どういう仕事に就きたいでしたりとか、その時どうお考えになられたんですか。

【木谷】

よく中学高校生くらいから、将来何になるか考えなさいという話はあるじゃないですか。ほとんどの人が分からないですよね。大学になってもよく分からないじゃないですか。
僕はやはり株に非常に興味があったので、やはり証券会社行ってみたいなと思いました。ただ厳しい会社だと聞いていたので、でもやはり1回やってみたいなと、証券会社を志望しましたね。やはり株が好きだったからですね。

【聞き手】

日本が本当にバブルと言われていた、すごく大きく、世の中でお金が動いていた時代にいわゆる証券マンとして、金融の第一線でやってらしたという。因みにその当時を振り返ってみると、どうだったのですか。

【木谷】

面白かったですよね、色んな事がね。社会全体が浮かれている、酔っ払っているみたいな時期だったじゃないですか。でも、本当にやりたいことができるのは、今のほうがやりたいことができると思います。

【聞き手】

それはなぜですか。

【木谷】

お金の話をするのはなんなんですけども、バブルの時代というのは、お金があってもできないことがたくさんあったと思うんですよ。例えば、タクシーがすぐ来ないとか。今だったらタクシーだらけじゃないですか。タクシーすぐいますよね。

【聞き手】

昔は有名な話で、六本木交差点のところで札束振ってタクシーを待ってらっしゃったとか。

【木谷】

あれは大げさな話ですけども、でもほんとに、朝方までどこかで時間をつぶす、喫茶店で時間をつぶすみたいなことがありましたよ、私も20代の時。だから今のほうが、色々なチャンスがある時代、バブルのほうが、実は狭まっていた時代だなっていう。例えば若い人が、起業するということもなかったし、中小企業があってもベンチャー企業はなかった時代ですし。大企業から仕事をもらう、大企業と取引するってとても難しかった時代ですし、若い人の選択肢は今のほうが遥かに広いと思うんですよね。

【聞き手】

私達の若い頃って、それこそインターネットなんて身近なところになかったですし、誰かに会いたいとか情報取りたいとか、今みたいに気軽になんでもできるとかはないので、確かに、今のほうがそうですね。

【木谷】

そう思いますね。その代わり、情報量が非常に増えたので、僕らの若いころに比べたらもう千倍二千倍、何万倍も増えている可能性がありますね、情報量が。だからそれを選ぶとか、自分がちゃんと見て選択するということが非常に大切だし、難しい時代かもしれないですね。

【聞き手】

私は今回お伺いするにあたって、木谷社長のご経歴を色々拝見させていただいて、まず最初に驚いたのが、こういったコンテンツを作る、発信してらっしゃる会社の経営者で、証券会社、しかも山一證券にというのは、意外すぎてですね。とても驚きました。

【木谷】

でも、こういうキャラクターの人気と株式ととても似てますよ。

【聞き手】

そうなんですか。どれが来る、みたいな。

【木谷】

そうそう。煽って、トレンドに乗って・・・非常に似てますよね、生き物ですね。

【聞き手】

確かにそういう考え方もありますよね。

【木谷】

違和感は僕はないです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 木谷 高明
役職 元代表取締役社長

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