株式会社久月 ~“フレッシュさ”を徹底追求!創業180年超、老舗企業の新たな挑戦!~

Vol.5 海外展開への考え方と視聴者へのメッセージ

株式会社久月 代表取締役社長 横山 久吉郎 (2016年1月取材)

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―海外展開への考え方と視聴者へのメッセージ―

【聞き手】

海外の方々が今日本にたくさん来られていますし、これからオリンピックということで、ますます日本が注目されると思うのですが、そういった中で、御社がつくっていらっしゃるお人形というのも一つの日本文化であり、海外にこれから出すこともお考えでしょうか。

【横山】

まず、一つよく言われるのですけれども、ひな人形はまず文化の問題ですから、なかなか文化というものは難しいなと思うのです。普通の尾山人形などは、日本の出で立ちでもありますから、そういう意味で、日本の文化というものを強く出していければ良いなと思っています。

ただ人形はどうしても高いので、そこを納得して買っていただける人たちが果たして何人いるでしょう。変な話ですけれども、時々見ていてびっくりしてしまうのですが、安い人形が、おそらく中国かどこかでつくった人形なのでしょうけれども、だらしなく着物を着ているものが非常に廉価でお土産屋さんに出ているということを発見しまして、それは非常にショックで残念なのですが、一方では外国の方々からすると日本に見えるのですよね、だらしなくても。それが非常に残念です。けれども、それにおもねってそういうものをつくっていくかというと、私は「ノー」だと。やはり我々はもっとプライドを持って、人形の文化、あるいは日本の文化というものの良さを追求していって、理解してもらうまでやっていきたいと思っていますね。

【聞き手】

今日こちらのVTRをご覧の皆様の中にも、子供の頃から御社のお人形と過ごしてこられたという方もたくさんいらっしゃると思いますし、就職先として御社を選ばれたり、御社が人生として寄り添ってきた会社として身近にあったりという方もいらっしゃると思いますので、最後にそういった方にメッセージを頂戴できますか。

【横山】

人形屋の横山です。私は、皆さんに対するメッセージというのはないのですけども、もしも、自分で今まで歩いてきた中で、言うことができるのであれば、私は自分自身で止まらずに歩いてきたと思うのです。どこの方向というか、一生懸命に立ち止まらないで歩いてきた。やはり一つの目標なり一つのものをつくって、立ち止まらないで、それに向かって一生懸命、一歩一歩、歩いていっていただきたい。私も今まで67年間、まだ短いかもしれませんけれども、一生懸命自分で前を向いて、目標に向かって歩いてきました。皆さんもそういう意味で目標に向かって、真っすぐにぶれないで行っていただきたいと思います。

【聞き手】

また違った目で見ながら、この文化が絶えず、ここから先も継承していくことを、そして御社が長く続けていかれることを、心から応援しています。

【横山】

是非私どもも一生懸命頑張りますので、どうぞ後ろからまた応援していただければありがたいです。

【聞き手】

たくさんのお話を伺いまして、本当にありがとうございました。

【横山】

ありがとうございました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 横山 久吉郎
役職 代表取締役社長
生年月日 1948/7/31

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