iHeart Japan株式会社 ~iPS細胞を活用した心臓の再生医療に取り組む京都大学発のバイオベンチャー~

Vol.5 iHeart Japanが求める人材

iHeart Japan株式会社 代表取締役 角田 健治 (2016年6月取材)

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-iHeart Japanが求める人材-

【聞き手】

今やっておられて、一番の課題に挙げられていることはなんですか?

【角田】

最大の課題は人材採用です。経営課題はたくさんあるのですが、それらは、解決する人が必要で、優秀な人材が解決するわけです。この優秀な人材が、いくらそろえられるか、何かのプロジェクトを成功させようとしたら、それができる優れた人材をそれだけ集められるか、ここにかかっていて、我々もそういう人材が欲しいのですが、当然ながら優秀な人材は引っ張りだこですよね。みんな欲しいんですから、これを獲得するというのは、さっきの技術競合以上に激しい競争なのです。それを今、なかなか難しいなと思いながらやっています。

【聞き手】

どういう力をもった方が御社にとって必要なんでしょうか?

【角田】

うちで必要な能力を持つ人材は、会社の中に10人くらいいますが、すべてのファンクションで人手が足りていない状態なので、特に職種という意味ではなんでもいいんです。

我々は外部から資金を調達してきて、その資金を使って製品を開発して、周辺のビジネスをやっている企業と連携して社会実装していくというステップを踏むんですが、このうちのどれをやる人でもいいわけです。どれをやる人でもいいけれど、そこに唯一私が共通して必須だと思っているのは、真にプロフェッショナルな人。これです。

私は、真にプロフェッショナルな人というのがなかなか見つからないなと思っているんです。真にプロフェッショナルであるというのはどういうことなのかというと、うちの会社の中で言っているんですが、プロは結果がすべてなんです。頑張ったけど、できませんでしたなんていうのは許されないんです。できなかったけど、よく頑張ったね、なんて言われるのは子供のうちなわけで、アマチュアだからです。プロは頑張るか、頑張らないかはどうでもよくて、できるかできないかなんです。

頑張らなかったけど、できました。というのと頑張ったけど、できませんでした。どちらが顧客から喜ばれるかといったら、できた方ですよね。プロは本当に結果がすべてなんです。結果があって初めてプロセスが良かったか悪かったかの話になる。結果が悪ければ、プロセスの良し悪しは関係ない。こういった厳しさを本当に理解している人が欲しいですね。

私はこのことを、京大にいたときにアメフト部の水野監督から教えていただいたのです。京大のアメフト部は当時そこそこ強くて、日本一を争うような状況だったのですが、そこで水野監督が言うんです。試合に勝てと。勝ち方にこだわって試合に負けたのでは意味がない。試合に勝って初めて、勝ち方が良かったか、悪かったかの話になると。その通りだと思うんです。だから、今うちでは真にプロフェッショナルな人を求めています。

うちの会社で言うと、意欲と能力がそろっていること。これなんです。能力はあるけど意欲がない人というのは、宝の持ち腐れで意味がない。意欲はあるけど能力がないのは残念な人です。それで、さっきの話で言うと、結果にこだわるという強い意欲があれば、能力の方は、そのときはなかったとしても、たぶん後から付いてきます。

社長プロフィール

President's profile
氏名 角田 健治
役職 代表取締役

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