マイクロ波化学株式会社 ~「化学産業不変の100年」を変える、元商社マンの挑戦~

Vol.2 退社を決意した理由とアメリカ留学

マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長 CEO 吉野 巌 (2016年6月取材)

[もっとみる]

-退社を決意した理由とアメリカ留学-

【吉野】

会社に入って10年近くなった時に、少しずつ自分の仕事がマンネリ化してきたといいいますか、なかなか新しい発見やチャレンジができていないと感じてきて、日本の商社マンも大会社もそうだと思うのですが、自分が何年か後にどういうことをやっているかある程度分かってくるんですよね。大きな会社に入ると、それが嫌だなと思っていました。

自分自身、高校からずっとアメフトをやって、バブルのピークでそのまま就職しました。商社マンになって10年くらい一生懸命やって、あまり立ち止まって考えることがないというか、勢いのままきたのもあったなと思いました。そして新しいことにチャレンジしようかなというふうに、若気の至りですけど考えて、会社を辞めました。その時はベンチャーをやりたいというのはなかったのですけど、後半にトレーディングをやっていく中で、大きな会社も小さな会社もあって、トレーナーの人と色々と私語をする機会があったのですね。

本当に独立心があって、自分の組織の中にいても個人の力で仕事をしているといいますか、個人の名前とか信用で仕事をしているところがあったので、そういう自分自身で道を切り拓いている人に触れて、そういうところに自分の身をおいてみたいなと思いました。

30歳を過ぎていましたが、一度勉強をしてみるのも悪くないと思って、ビジネススクールに行きました。私の知り合いで何人かビジネススクールに行った人もいましたし、自分自身が色々なプロジェクトなどにも関わって、タンカーをつくるプロジェクトがあって、船をつくるプロジェクトをしたことがあり、自分がいかに物事を知らないかをそこで思い知ったというのもありますね。財務的なことや会計的なことも含めてです。やってみると全然知らないなと。

実際にビジネススクールに行くと、座学でいい点を取るのも重要だけど、色々な経験をするのが重要だと思って、色々なプロジェクトに積極的に関わっていったので、そういう意味では座学の勉強も見についたし、いわゆるプロジェクトといいますか、それは色々な国から人達か集まる、バックグラウンドでやるプロジェクトだったので非常に楽しかったですよ。一番大きかったのは、やはりそういうプロジェクトで、すごく多様なメンバーのプロジェクトを推進するためにどうしたらいいかっていうのを学べたのは大きいですね。

みんな考え方も違いますし、年齢もバラバラですし、国籍も違う中で、基本的にはコミュニケーションをよくするっていうのが非常に重要。言葉でいうと非常に陳腐ですが、例えばこういうことを言ったら相手が怒るかなとか、こういうことを言ったらどうかということを含めて、非常にダイレクトに相手に伝えていくことが重要だと思いましたね。とにかく分かってくれるだろうとか、そういうのは全くないですね。自分が考えていること、あるいは考えを引きだすことを含めて、コミュニケーションをしっかりやって行くことは重要だと思います。

社長プロフィール

President's profile
氏名 吉野 巌
役職 代表取締役社長 CEO
生年月日 1967/7/19

あなたにおすすめのコンテンツ

この社長に応援メッセージを送る
この社長に直接提案