株式会社やる気スイッチグループ(旧株式会社やる気スイッチグループホールディングス) 子どもたちが持つ『宝石』に輝きを！教育に込めた熱き信念 株式会社やる気スイッチグループ(旧株式会社やる気スイッチグループホールディングス) 元取締役 松田 正男　

―仕事における“想い”と視聴者へのメッセージ―

【松田】

仕事を選ぶとき、収入も大切ですが、もっと大切なのは「想い」。どこかの会社に勤めようとするならば、その会社の理念、どういう目的でこの仕事をしているのか、これを明確に言える会社。もちろんビジネスでお金儲けをやらなくてはプロではありません。でもお金を儲けるためにはお客様の満足度がなくては駄目。ただ満足してもらえればいいのではなくて、自分たちはこういう想いから、こういうものを提供しているのだという、それがモノであってもいいし、サービスであってもいい。そこにしっかりとした想いがあって、そこで働こうかという人が、その想いに共感できるかどうか、その人がどういう想いで仕事をするかどうかです。すごく辛いなとか、やりがいがあって楽しいなとか。収入も大切だけれども、もっと大切なのはその想いの部分。その想いの部分がしっかりあるといくら色々なことをさせられても疲弊しない。その想いがないとすぐに疲れてしまう。もっとしっかりその想いを持てというのを言いたいですね。

これからの世の中でとっても大切なことが一つあります。それが何かというと、自分で考えることです。今までの教育の中では、知識をいっぱい詰めてということで、昔はそれでよかった。でも今はネット社会で色々な情報、知識というのは、検索技術さえあれば手に入る。これから、この時代がどんどん進んできます。そうすると、ひとりの人間として何が求められてくるかというと思考力。ものを考える力なのですね。昔は事例を大切にして、こういう風にすれば勝てる、そういう事例をたくさん学ぶことによって、方法論を見つけてきた。今もこれからもそこは変わっていって、自分の感性で何を考えるか、また新たに何を生み出すことができるか、というのがこれからはとても大切になります。じゃあその感性を磨くためにはどうしたらいいかというと、受け入れる力なのですね。色々な人の言うことも、拒否していくと自分の中に入ってこない。こういう考え方もあるのだとできるだけ受け入れていく。受容的思考力というのですが、この受け入れる力がいっぱいになってくると今度はそこから色々な考えが生まれていきます。これはうちのブランドの中のチャイルドアイズという幼児教育の中でやっていることです。これが将来的には幼児だけでなくて、年齢を高めて大人の人まで思考する力を高めていく。これが成功のためにはとても要求されていく部分だと考えています。