株式会社旅工房 ~旅行業界の供給者論理を変える!新風を巻き起こす経営戦略の全貌~

Vol.3 『ハイブリッド戦略』誕生の裏側

株式会社旅工房 代表取締役会長兼社長 高山 泰仁 

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―『ハイブリッド戦略』誕生の裏側―

【ナレーター】

旅工房の強みであるハイブリッド戦略とは一体何なのか。その裏側に迫った。

【高山】

本当の旅行業として、お客様により詳しい知識や商品企画の環境を与えていくことが大事ということで、インターネットの出現によって出来得た環境ではあるんですけど、方面別組織体制を作るとか、パンフレットを作らないとか、そういった、新卒の採用の方も渡航歴やその国に対する想いを持って入ってくるので、仮に大手さんですと、予約とか企画とか手配とか、セクションごとに分かれるんですけど、当社で言いますとその国の予約、企画、手配が一つのチームになっています。ホームページ上にも渡航歴をうちの社員は載せたりしまして、そういったサービスで差別化を図っているのが現状です。

ここ数年、オンライントラベルエージェントと呼ばれる会社さんが、アメリカのエクスペディアに代表されるように、急成長しています。でも、オンライン旅行会社っていうのは、航空券やホテルなどの素材を提供しているだけで、後はお客様が勝手に選んでください、っていうのがオンライン旅行なんですね。
それで、既存の旅行会社はまだ店舗があって、パンフレットを作って販売している、と会社さんもあるんですけど、ちょうどそのいいとこ取り、既存の旅行会社さんと、今成長しているオンライン旅行会社さんの良いところを取り入れたのが、「ハイブリッド戦略」という当社独自のモデルです。

旅行業の2つ大きなポイントになるのは、商品の企画力と接客するトラベルコンシェルジュの応対能力・商品知識の深さの2つだと僕は思っているので、ここの2つを尖らせるというか、ここを強くすれば必ず経営はできると思っているので、この2つの強みを活かすために、そういう組織を作ったんですね。採用から一貫してやっていますし、先ほども申し上げたように、大手さんですと、どこの部署なのか分からないですけど、ハワイに20回行った方がいらっしゃって、よくよく聞くとハワイでご両親が結婚している、それで毎年ハワイに行っているんですね。こんな子にはもう、うちではハワイをやらせる。だけど、他社はそういう部署がないので、なかなか(国ごとに専念させるわけにはいかない。)

もう採用から違いますね。人生における20歳までの期間で、それだけの思いやバックボーンを持っている社員が、その国に対する愛情を持って企画や接客を担当するのと、あまり好きではない国を担当するのとでは全く違ってくるかな、と個人的には思いますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 高山 泰仁
役職 代表取締役会長兼社長

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