Vol.4 「ワクワクを、すべての人に」
―「ワクワクを、すべての人に」―
【山野】
当社のミッション、存在意義は「ワクワクを、すべての人に」というものです。余暇の時間の課題解決を通じて人を幸せにして、社会を豊かにすることを目指して一生懸命頑張る会社です、と言っております。その中の事業ドメインは、レジャー事業、日本語でいうと余暇の市場というところになりますが、そのレジャーとテクノロジーを組み合わせた「レジャーテック」という分野でこの市場の課題解決をしていこうという事業をやっています。
その中で、日本中にある素敵な遊びが簡単に見つけられ、予約・購入できるというコンセプトで『asoview.com』という事業を展開しています。余暇時間の課題解決というのは、何もお店などの有料情報の提供だけである必要はないので、無料でも価値があって、それを知ることで余暇時間の課題が解決されるような情報を集めてメディア事業として『asoview!news』『asoview!TRIP』という事業も展開しています。更に、遊びを提供するというサービスをしている事業者様に対して、事業の生産性を向上し、よりサービスの展開に力を注げるように、テクノロジーによる業務管理システム『satsuki』を提供しています。
それらのテクノロジーによるサービスをアセットとして大手のメーカー様、ならびに企業様に対してプロモーションのお手伝いをする、すなわち体験の中でモノを売るお手伝いをしたり、自治体の「自分たちの地域をアピールしたい」「自分たちの地域にウリとなる商品がほしい」という思いに応え、コンサルティングを行ったり、といったことをやっています。つまり、私どもは『asoview.com』の単一事業ということではなく、余暇時間の課題解決、レジャーの市場の中でテックを使って解決していく、ということをテーマに様々な事業を展開しています。
自分が自由に使える時間が素敵になったら幸せじゃないですか。ここに、現代社会の課題があると思うのです。物的に満たされることはもう実現した。今度は心を満たそうという中で、心が豊かになったら幸せですよね。自分が自由に使える時間が素敵になったら、また仕事の時間も頑張ろう、と思うじゃないですか。余暇時間の価値を最大化したい、という思いがあり、そのための手段として私どもは様々な事業を展開しています。
会社の存在意義である「ワクワクを、すべての人に」という言葉を掲げている以上、「すべての人に」サービスを提供できるまでやりきることが当社の存在意義だと思っています。当然、「すべて」とはワールドワイドのことですから、日本のみならず世界ということももちろんですし、日本の中でもまだ解決できていない「ワクワク」の課題もあると思いますから、海外と国内2つの軸で事業を広げていきたいと思っております。
先日中国を訪問したのですが、やはり成長率が高い、モバイルユーザーだけで9億人を超すマーケットポテンシャルがありますから、日本で展開するのとは全く母数が違うのです。そういった成長著しく、ポテンシャルの高いマーケットに我々の概念を持っていくことができると思いますし、またその中で課題もあると思うので、早い段階でチャレンジ、というよりも成果を出すまでやめないという体制をつくれればと思います。
経営者プロフィール
氏名 | 山野 智久 |
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役職 | 代表執行役員CEO |
会社概要
社名 | アソビュー株式会社 |
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本社所在地 | 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー8F |
設立 | 2011 |
業種分類 | 情報通信業 |
代表者名 |
山野 智久
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従業員数 | 217名※2024年4月時点 |
WEBサイト | https://www.asoview.co.jp/ |
事業概要 | 日本最大の"遊び"のマーケットプレイス「asoview!(アソビュー)」、遊びのニュース「asoview!NEWS」、「旅」をつなぐwebマガジン 「asoview!TRIP」、レジャー事業者向け業務管理ツール「satsuki」の運営 |