株式会社bitFlyer ~ビットコイン/ブロックチェーンの雄が語る、世界変革の一手~

Vol.2 bitFlyer誕生秘話

株式会社bitFlyer 元代表取締役 加納 裕三 (2017年9月取材)

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―bitFlyer誕生秘話―

【ナレーター】

2010年、ビットコインとブロックチェーンに出会い関心を持っていた加納は、2013年アメリカの中央銀行制度の1つ、連邦準備制度理事会の元議長のビットコイン容認発言をきっかけに、2014年1月、bitFlyerを起業する。

【加納】

何かを実現したいなら、それには会社がいいだろうと思いました。僕は技術者なので、何か新しいものをつくりたいとか、新しいものにチャレンジしたいということが最初にあります。それには仲間が必要ですが、必要なら社員を雇えばいい。そう考えて、共同創業者で現CTOの小宮山と一緒に起業しました。

「ブロックチェーンで世界を簡単にしたい」というのが、僕らのミッションです。ビットコインを含め、ブロックチェーンが大きな革新的技術になると信じていましたので、そのサービスをどうつくっていくかということを考えました。最初にやったのがビットコインの販売所というサービスです。色々なミッションがあり、やりたいことがたくさんあるので、順番通りにやっていこうという感じで進めていきました。作業としては、やはりサービスをつくらなければならないので、当初は一緒にプログラムを組んで、2人で最初のサービスを構築しました。実はファーストラウンドはそれほど苦労していなくて、今でも非常に面倒をみてくれているファンドさんにビジョンを説明して、出資していただきました。ただ、その後は少し苦労していて、ビットコインがすごくネガティブな印象になった時があって、そこから不遇の時代が1年半くらいありました。ここはかなり苦しかったですね。人も雇ってしまったので、黒字にするまでは何年かかかるわけです。実際にそこをクリアできたのは、やはりファイナンスの存在が大きかったと思います。結局、資金がなくなれば投資家に出資を依頼します。そして、いったん出資をいただければ、ベンチャーはしばらく生きていけると思うのです。

とはいえ、赤字だった時というのは、ただ延命しているだけなので、それをどうするかということです。光明が見えはじめたのは2015年の9月ですね。これは明確に覚えていますが、『R3CEV』というコンソーシアムができたことで、「これでもう世界が変わるし、自分たちは助かったな」と確信しました。キャッシュ量もあるし、事業を続けて間違っていなかったことも確認できました。ブロックチェーンとビットコイン、この2つで絶対に世界が変わります。銀行も既に参入していますし、昨今は熱狂といわれるほどの注目度ですから、ビジネスは非常に順調に拡大していると思います。 

社長プロフィール

President's profile
氏名 加納 裕三
役職 元代表取締役

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