ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ) ~日本初の「工場直結ファッションブランド」誕生の裏側~

Vol.4 『ファクトリエ』で実現したい未来

ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ) 代表取締役 山田 敏夫 (2018年10月取材)

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―『ファクトリエ』で実現したい未来ー

【ナレーター】

その後、工場との提携が軌道に乗り、運営するブランド『ファクトリエ』の認知度が高まり始めたライフスタイルアクセント。

中間業者を介さずに、厳選した工場との直接提携を貫く背景に迫った。

【山田】

「“つくり手の想い”でわくわくしてほしい」。それが、僕らがつくりたいミッションです。

どちらかというと、僕らは伝え手で、きちんと工場が良いものをつくり、つくったものをお客さんに届けていく。その過程で、全ての商品に自分たちの工場の名前がついていますし、全ての商品の値段を工場が決められます。

主体的に伝えることで、彼らが失っていた誇りをもう一回取り戻すことができるのです。

日本でしかできないモノづくりをしようとすれば、価値を上げていかないといけません。長く大切に使えるように良い素材を使い、良い縫製、良いパターンでつくらなければならないということを、全国、北海道から沖縄まで55の工場と一緒に、徹底的にやっています。

【ナレーター】

つくり手の想いを届けることの必要性と、『ファクトリエ』で実現したい未来について、山田はその胸中を明かした。

【山田】

別にファストファッションが悪いとかデザイン性が悪いとかそういうことではなく、彼らのことをもっと考えると、長く大切に使えると思うので、その方が僕は愛着を持って良い人生が送れるのではないかと思うのです。

世界の経営者は自国ではなく、地球において考えないと、もう「やばい」という状態になっています。

僕は何かというと、別にこの『ファクトリエ』をメジャーにしたいなんて思ったことはなく、この考え方がメジャーになればいいと思っているのです。食に関してもそうですし、あらゆるものに対してつくり手の想いを感じることで、「今、これを食べるべきなのか」とか、「今、これをもう少しこうすればいいのではないか」といったことです。

詳しいことはわかりませんが、もしかしたら、米のとぎ汁でお花に水をやるだけでもいいかもしれません。なんでもいいですけどね。

僕は、時計にも車にも興味はありません。そういう世代が多いと思うのです。個人的な欲だけではなく、社会が良くなることが、僕は自分の幸せだと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 山田 敏夫
役職 代表取締役

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