ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ) ~日本初の「工場直結ファッションブランド」誕生の裏側~

Vol.5 今後の展望と行動の重要性

ライフスタイルアクセント株式会社(ファクトリエ) 代表取締役 山田 敏夫 (2018年10月取材)

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―今後の展望と行動の重要性―

【ナレーター】

2018年10月時点で世界100ヶ国からアクセスを集めている『ファクトリエ』。

今後、アパレル以外の分野への進出も視野に入れているのかを聞いた。

【山田】

本物の日本製の服については、僕は世界中が興味を持ってくれていると思いますし、そういう意味で言うと、世界中の人たちに日本の仕立てのいい洋服を届けたいというのが1つあります。

それがおそらく、場所というのが変わった場合ですね。進出をするとすれば、家具や野菜や、もしかしたら無添加の石鹸や、そういうものかもしれません。

つくり手の方が非常に多いので、丁寧に増やしていきたいと思います。まず、僕らはアパレルという領域で新しいマーケットをきちんとつくってから、他分野への進出を考えるべきだと思っています。

【ナレーター】

「今に集中する」。創業から1000日間、社員はたった一人で事業を運営してきた山田を支えた言葉だ。

老舗和菓子ブランド『とらや』を運営する株式会社虎屋の代表、黒川氏からいただいた言葉で、今もなお、大切にしているという。

【山田】

僕は1000日間1人だったときに、毎日手紙を書き続けました。1000通手紙を書いたのです。それは何のコネもなくて、会いたい人に学びに行く、そして『ファクトリエ』の応援団になってほしいと思って手紙を書き続けました。

その結果、様々な方が応援団になってくださったのですが、その中で最初の頃に会ってくださったのがとらやの黒川社長でした。その際に黒川さんから頂いた「今に集中する」という言葉は、あらゆる人に伝わることだと思っています。

工場に行ってもやりたがらない人というのは、やる前に言い訳をするわけです。機械化を一度してみて、やはり手仕事の方が良いということなら、それでも良いのですが、機械化もせずに自分の手仕事にこだわるというのは、僕はダメだと、食わず嫌いだと思っています。

ですから「今に集中する」という言葉は、すごくありがたい言葉なので、今も大切にしています。

【ナレーター】

本物のメイドインジャパンを世界に。

日本のモノづくりに再び光を照らすべく、山田は挑戦を続ける。

【山田】

人間が唯一コントロールできることは行動しかありません。行動を放棄したら、運だけなのです。結果をコントロールをすることは絶対にできません。

『ファクトリエ』が10年後、とんでもないブランドになっているのか、100年後、もうなくなっているのかはわかりません。結果なんてわからない。

しかし、行動だけは僕らが唯一コントロールできることなので、行動しなければ何もしていないのと同じです。夢から逃げるのはいつも自分だと思っています。それをやるかやらないか、行動するかしないかということだけですよね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 山田 敏夫
役職 代表取締役

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