株式会社ティア 『葬儀会館TEAR』を全国で運営。日本に新たな「終活」の形を提唱 株式会社ティア 代表取締役社長 冨安 徳久　

キャリア（社員教育で大切なこと）

【冨安】

新入社員、世の中に初めて、子どもとして産声をあげる子たち。新入社員に対しては「信じることと許すことだよ」特に普段、全く今までの生活の中で、触れることがない葬儀ビジネス、見ることも少なかった葬儀ビジネスの中に入って、当社を選んでくれて、図らずしもご縁あって入社してきた子たちに、教える指導の中では「信じることと許すこと」だよ。信じて、いろんな経験を促してあげなさい。それは相手にとっては一生に一回のことだから、大事な儀式だけれども、いきなり本番をやらせるわけじゃなくて、色々な知識をちゃんと与えて、経験を促してあげなさい。そしたら失敗する。そのとき上司たる者、先輩たる者、きちっとフォローしてあげなさい。で、もう一度やってごらん。また経験を促してごらんなさい。それが我々のやるべき務めだよ。

私は「信じることと許すこと」という、教育の根幹となるような言葉が大好きなので、そんなことをずっとティアアカデミーというカリキュラムの中で、根幹の指導方法として（います）。そしてもう1つ、人を指導するときに、最大の教育は何かということも教えております。先輩であるあなたが、上司であるあなたが、この仕事を楽しんでいることだよと。あなたが楽しんでいなくて、なぜこの仕事に入ってきた子たちが、これから指導していかなければならない子たちが楽しめるんだ。あなたが、楽しく仕事をしていますか。もう、それに尽きるんですね。私もそうなんです。