アステリア株式会社（旧インフォテリア株式会社） データ連携ソフト『ASTERIA WARP』は国内シェアNo.1 アステリア株式会社（旧インフォテリア株式会社） 代表取締役社長 平野 洋一郎　

事業（事業内容、今後の展開）

【平野】

日本の中に、パッケージ会社はいくつもありますが、受託とパッケージを組み合わせたようなビジネスモデルも多い。当社は純粋にパッケージだけということで、非常に珍しい存在だと考えております。当社が、パッケージ化している領域がどういう領域かというと、システムとシステムを繋ぐという領域です。先ほど創業の話をしましたが、ソフトウェアが違っていても繋がる、話が出来る。この繋ぐところをやっております。多くのソフトウェアは、データベースにしてもERPにしても、営業システム、生産管理システム等のシステムを作るためのソフトウェアは、今まで企業が作ってきたシステムです。当社は、そのシステムを作るところではなく、出来たシステムをいくつも繋ぐという、新しい領域をパッケージ化しているということで、非常に特徴付けができていると思います。

【平野】

現在この（異なったシステムを）繋ぐという領域で、大企業、中小企業向けのシステムを繋ぐ「ASTERIA」というソフトウェアとして、今までやってきまして、現在では、この繋ぐ領域では、実はシェアNo.1をとっております。2年連続シェアNo.1、2位がマイクロソフトという状況ですが、ポジション的に確立していけたらなと考えております。現在では大企業を中心に410社が既に使われております。世の中の企業は大企業、中堅ばかりではないので、いわゆる中小企業から零細（企業）、SOHOに至るまで国内300万社と言われているピラミッド全部を（システムで）綺麗に繋いでいかないとバリュー（価値）チェーンが繋がっていかないじゃないですか。ですから上（大企業）のシステムを、これまで繋いできましたけれども、下（中小、零細企業）のシステムをもっと繋いでいこうというのが、新たなアプローチですね。