テクノアルファ株式会社 ~半導体製造装置や電子材料主体の商社。M&Aも積極的に行う~

Vol.1 歴史

テクノアルファ株式会社 元取締役会長 松村 勝正 

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歴史(英国ドットウェル本社から事業を譲りうけた経緯)

【松村】

英国のドットウェル社というのは、イギリス資本の貿易会社。日本で約110年ぐらいの歴史があり、トップは外国人の方。その中で私は、半導体を扱うハイテクの部署だったわけです。

ハイテク関係というのは、外国人からすると理解しにくい分野。そういうものに対して投資意欲が非常に乏しかったため、将来成長するんだということが分かっていても、現実にそれを理解できない。景気が少し低迷した時期に差し掛かると、人材の補強をやめようとかちょっと人減らせとか、例えばお金を投資することを躊躇するということがあって、部門を縮小しようという話が出たわけですよね。そういう中で、部門縮小するということは、撤退するということに繋がってくる。

私自信はもともと半導体は将来伸びるという感覚持ってましたから、それだったら、私にその事業譲ってくださいということで申し出た。会社の方もいいよということですんなりと事業を譲る。(担当している)人と商権を持っていっていい(と言われた)。その代わり事業譲渡といっても、商権はいいとしても、在庫品だとか実際商品がありますよね。それは買い取って下さいと(言われた)。その分だけを我々が払って譲渡を受けた。それが(設立の)いきさつになっています。

【松村】

今から19年ぐらい前の話ですが、その当時、半導体というのは、「産業の米」と言われていた。
ほぼ100%の様々な経済界の人々は、半導体というのは今後、経済の柱になっていくんだ。ということは現実分かっていたんですよ。もちろん、我々の思い入れというのもあり、これはじっくりと構えて、1年、2年、3年と、長期戦略で構えていれば、必ず光があたる分野だから持っておきたい。それが「営業譲渡を申し出る一つのきっかけ」になっているんです。

それとも一つは、創業して人がついてくるかどうかということ、要するに私が一人で旗を振り上げて誰がついて来いと言っても、創業間もない、将来どうなるか分からないような企業に、ついていくという不安がありますよね。そのとき、一緒に働いている仲間の数名が、つまり半導体は伸びると思っていた人たちが手を挙げてくれ、一緒についていくと言ってくれたので良かったわけです。

そのときに一つ約束したことがあるんですよ、皆がついてくると、今から5年後10年後に振り返ったときに、ドットウェルという前の会社が随分成長していたら、「あの会社にいたほうが良かった」そう思ったら不幸じゃないか、(だから)約束したのは5年後、10年後、後ろを振り返った時に、ドットウェルで勤めていた時よりも、この新しい会社の方が、逆に成長していたし、要するに「収入面も、福利厚生面も、いろいろな意味で働き甲斐がある。そう思える会社にしたい」ということを皆に伝えた。

今でいう公約にしたわけその(公約通りに)いつまでか、皆を幸せにしないといけない会社を成長させないといけない。そういうバネになったんですよ。これが、スタートに繋がっているわけですよ。

社長プロフィール

President's profile
氏名 松村 勝正
役職 元取締役会長
生年月日 1942/1/3

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