Vol.3 事業
事業(もう一歩踏み込んだコミュニケーションへ)
【上田】
社内のコミュニケーションツールは、本当に必要度が上がっていると思っています。今も社内向けのSNSというシステムを当社持ってるんですが、もう一歩踏み込んで、店舗のアルバイト向けのSNSで、特化した形で作っていく、例えば社内のSNSでも、内定者SNSを経て、同期がコミュニケーションしやすい形の社内SNSを作っていくもうちょっと業務でも使えるよりのSNSとか、福利厚生的なSNSとかそういったカゴテリーにあわせて、もっと作りこんでパッケージ化して、その用途で使うときに、本当に使いやすいシステムにしていこうというのが今、大きなテーマで動いてます。
オンラインコミュニティというのが、これまで他のものでは、成しえなかったほどの人と人とをつなぐことを実現できると思っているんですね。携帯電話でも素晴らしいツールで人と人とをつないでいると思うのですが、やっぱり大きな欠点があって、赤の他人と赤の他人はつながない、知り合いしかつながない、オンラインコミュニティが出てきて、初めて赤の他人が普通にコミュニケーションできる時代に突入してきているなと思います。
赤の他人とコミュニケーションできること、そもそもコミュニケーションできることってすごく素晴らしいことで、私が携帯電話が出てきたタイミングでもしも社会人だったら、きっと携帯電話の普及に頑張ってたと思う。今、自分の持ち物の中でも携帯電話って、かなり大切なもので、携帯電話が無い生活なんか考えられないんですが、でも普及した今、次に求められるのは、もう一個進んだコミュニケーションで、それは赤の他人と赤の他人であってもつないでいくことだと思っています。
【上田】
コミュニティー以外のことはやらないんですが、コミュニティーに関してはとことんやっていこうと思っていますんで、オンラインコミュニティーに関してはどこまででもいろんなことに取り組んでいきたいと思っています。
例えば、ECサイト様向けにコミュニティを提供するというのももっともっと可能性があると思ってまして、例えば買った人のロイヤリティを挙げていくという使われ方もあると思いますし、また別のとこでよく聞くのは、SEO対策的に、ECで売っているもの、そのEコマースで売っているものについて、買った人が感想をブログに書いていただいて、ブログで書いていただくことによって、検索結果で、その会社の商品自体が上に上がっていく。そういうようなSEO的な使われ方もあるという風に思います。商品のレビューっていうようなサービスもありますし、ECひとつとってもSNS、ブログ、レビューなどたくさんの切り口がある。そういう形で本当にコミュニティであればどんなことでも取り組んでいこうと思っています。
経営者プロフィール
氏名 | 上田 祐司 |
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役職 | 代表執行役社長(兼取締役) |
生年月日 | 1974年9月12日 |
出身地 | 大阪府 |
尊敬する人物 | 松下幸之助(松下電器)、稲盛和夫(京セラ)、江副浩正(リクルート)、ウォーレン・バフェット |
会社概要
社名 | 株式会社ガイアックス |
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本社所在地 | 東京都千代田区平河町2-5-3 |
設立 | 1999 |
業種分類 | 情報通信業 |
代表者名 |
上田 祐司
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従業員数 | 105名 |
WEBサイト | https://www.gaiax.co.jp/ |
事業概要 | ソーシャルコミュニティサービスの企画・開発・運営及びソーシャルコミュニティを中心とする各種ASPの提供・コンサルティングを行う。 |