Vol.3 事業
事業
【三島】
私は、低価格帯のところは、将来的にみなさんの協力体系がないとできないと思います。うちだけでやるべきではないだとうと、物流ですから、物流を安定させるためには、大量物流にすると安くなります。
固定経費の使用時間を長くする。つまり、簡単に言えば24時間フルで働くと、後は人件費なのです。その人件費をどうやって構築するかという問題になります。ですから一社でやるよりは同業他社が集まって低価格帯のところをみんなで協力してやると、そうして効率化することで、時間にも余裕ができます。
そうやって生まれた時間帯を社員教育や技術の継承など、さまざまな教育にあてていくと、これは花卉業界に限ったことではありませんけれども、できるところが協力し合っていくことは、一つの方向性になると思っています。
【三島】
海外に出て行った一つの要因としましては、国内生産者が海外からの輸入品に反対してもどうしようもありません。入れるなと言っても入ってくるのですから、私どもでも九州の生産者、八女の生産者などたくさん知っていますが、海外から同じ品物が入ってきた時にどう対処するかです。
国内の生産者が海外に出て、指導すればいいのです。若干の指導料をもらいながらですね。海外の方が立地が良いのなら、海外で作ればいいのです。ですから私は海外に直接投資して、海外から輸入しています。
八女のJAでも、日本のJAなどといってないで、世界のJAになりなさいよと言っているのですよ。自分たちの組合員を世界に派遣して、入ってきた商品を分化して農協から販売すると、そういう形も一つの案ではないかということで取り組んでおります。
経営者プロフィール
氏名 | 三島 美佐夫 |
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役職 | 代表取締役会長 |
生年月日 | 1949年7月17日 |
会社概要
社名 | 株式会社ビューティ花壇 |
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本社所在地 | 熊本県熊本市南区流通団地1-46 |
設立 | 2000 |
業種分類 | 卸売業 |
代表者名 |
三島 美佐夫
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従業員数 | 238名 |
WEBサイト | http://www.beauty-kadan.co.jp/ |
事業概要 | 生花祭壇の企画提案・制作・設営 |