株式会社セキュアヴェイル 情報セキュリティの専門集団。２４時間365日体制の監視サービスが特色 株式会社セキュアヴェイル 代表取締役社長 米今 政臣　

価値観

【米今】

セキュリティの維持活動をして行く中で、必要なものを会社名にくっつけているのです。だから、セキュアヴェイルというのは造語なのですけれども、「security」と「availability」という、システムをずっと稼働させる上において、必要なもの２つをくっつけています。システムは止まってはいけないので、そのうちの１つが安全性をしっかり保つということで「security」と、「availability」というのは可用性です。ですからずっと稼働させるということが大事なので、システムの要件で大事なもの２つをくっ付けて、それをやっていけるような会社になっていきたいということで、セキュアヴェイルという名前にしました。

【米今】

まず当社を設立するときに、５人のメンバーが集まって、最初に決めてみんなにこれでいいかな、と相談したのは、社是と企業理念なのですけれども、社是は今も全社のメンバーが知っている状態なのですが、「創造・挑戦・信頼」という３つの言葉を社是にしましょうとしました。当社は技術力を売り物にする会社になりたいと思ったのですけれど、基本的に情報サービス業なので、お客様にサービスを提供できてはじめて成り立つと思っています。

そういう面では「創造・挑戦・信頼」という順番も含めて、お客様に喜んでいただけることや役立つようなものを、我々としてはクリエイト・創造して、チャレンジ・挑戦していくと、最終的にはそういうことを続けることによって、信頼をしていただけるというような、３つを目標に企業をやっていこうとしています。

あとは「貢献」という言葉がもう１つあって、それは企業理念なのですけれども、お客様に役立つサービスを提供することによって、お客様の企業発展などに貢献していきたいという事です。そのあと従業員やその家族、または地域社会に貢献していくような会社になっていきたいという話を皆にして、こういう形でやりたいのだけど、ということで納得いただいて、そういうメンバーでスタートしました。

今は上場したので、「貢献」のところには、株主様への貢献も入っているのですけれども、その当時はまだ未上場で作ったばかりの会社でしたので、要は社会に貢献できる会社にならないといけない、利益を出して、ちゃんと税金が納められるとか、今であれば配当ができるような会社に早くなりたいというのが、当社の目的ですということで納得いただいて、企業のベースになりました。

【米今】

お客様は技術を求めているのではないというか、ユーザーそのものの要望というのは、自分たちのインターネットやセキュリティに対する維持活動が、速やかにちゃんとできて、もし問題があったら、速やかに対処してもらって、それができれば、ずっと２４時間３６５日同じような状況で、使用できるということを望んでおられるわけです。

それがどんな技術を使っていようが、たぶんユーザーがハッカーから攻撃されたくないとか、情報を漏えいさせたくないというのが目的であって、そのためにどういう技術を使いますかというのは、もちろんいろいろな競合やいろいろな情報を得られた結果として、判断や予算を立てられているのですけれども、基本的にはそういう情報をしっかり守っていくとか、システムをちゃんと動かしていくということが、目的だと思うので、それをずっと手伝っていけるような会社でありたいなと思っています。