株式会社セキュアヴェイル 情報セキュリティの専門集団。２４時間365日体制の監視サービスが特色 株式会社セキュアヴェイル 代表取締役社長 米今 政臣　

事業

【米今】

事業としてはMSSPという事業とLAPという２つの事業をやるんだ、と言って最初から作っていますし、当然７年間の時間が過ぎていますので、技術的なものはどんどん進歩していますけれども、お客様の欲するものというのはあまり変わっていないと思うのです。

技術的な要求事項は高くなっていったりですとか、皆がある程度情報がいっぱいあるので、知識も付いてきたりしているのですけれども、当社が目指したものというのは、MSSPという事業の名前をつけたときに、こういう企業を目指したいというのがあって、コンセプトそのものを事業の名前にしています。

今IT業界でMSSPやMSSなどが、標準的に使われている言葉ではあるのですけれども、当社が今使っているアルファベットの並びの中の２つ目の「S」というのは、今世の中で標準的に使われているのは、サービスという言葉なのですけれども、当社はサポートという言葉を当て込んでいるのです。

そもそも「MSSP」というのは「マネージド・セキュリティ・サポート・プロバイダー」の略なのですけれど、本来セキュリティというのは自分で守るべきものですよね。自分の家だと泥棒に入られたくなければ、玄関や窓に鍵をかけるのは当たり前のことなのですが、当社がやっている仕事というのは、自分でなかなか鍵をかけられない、本来、マネジメントセキュリティというのは、自分でやるべきことに対するサポート、支援を提供する、支援をProvide（提供）する会社でありたいという思いが、事業の名前にそのままなっています。

それをずっとやっているので、いろいろなセキュリティ対策の方法などは、徐々にこの７年間で変わってきましたけれども、やっている事業はまったく同じですし、そもそものセキュアヴェイルという会社名にあるように、システムは可用性と言いますか、連続運転ができて初めてシステムなので、そういうことも踏まえてやるということに対して、サポートを提供することに関しては、まったく変わらずにやってきているということです。

【米今】

当社としてはセキュリティだけに特化して、すべてのことをやっていくのが特徴ですし、自分たちが使えるようなツールを自社で開発して売るというのでしょうか。ですから、維持、運営をするために、いろいろな機器を見ないといけないのですけれども、そういう機器を見るような、仕組みそのものも当社で作っていますし、それが一覧性があるというか、一元的に管理ができて、全部見渡せるような仕組みを自分たちで作っています。

もう１つ、LAP事業と呼んでいるのですけれども、ログを解析していくような事業を持っていて、現状のログをしっかり分析して、新しいセキュリティ対策に生かしていくというのをやっていかないといけないと思っているのですけれども、そのログ解析の仕組みそのものも、創業時からずっと作ってきていまして、どちらもMSSPに関連する事業を司るシステムもLAPを司るシステムも全部自社で作ってきているというのが、当社の１つの特徴かなと思っています。