株式会社セキュアヴェイル 情報セキュリティの専門集団。２４時間365日体制の監視サービスが特色 株式会社セキュアヴェイル 代表取締役社長 米今 政臣　

歴史

【米今】

当社の創業時のコアなメンバーは、新日鉄ソリューションズ株式会社という会社にいまして、その会社の中でセキュリティのビジネスをずっとやっていました。その時に、お客様の方から構築やそういうものを依頼した後に、セキュリティの維持をしていかないといけないということがあって、維持運用を支援してくれる会社はないかな、そういうサービスをしてくれる会社はないかな、という話を、多々聞くようになってきました。

我々としてもそれを提供していきたいということで、前の会社の中でそういうサービスを提供する事業を拡げていきたいという思いで、企画書を書いたのですけれども、なかなか維持をするということは２４時間ずっと見ていないといけないとか、そういうものがあって、労務基準であるとかいろいろな問題をクリアしないといけなかったりで、なかなかやらせていただけなかったということで、それを外に出してやり始めたのが、この会社です。

だから当初は、前の会社の中で言っていたメンバー５人で、この会社がスタートしたという形になったのです。

【米今】

前職のメンバーも来るということを前提に考えた時に、相当悩みもましたし、悩むというよりも、怖かったです。実際に企画を作った段階で資本金１０００万円でスタートしたのですけれども、もう１ヵ月もしないうちにお金が回らなくなることは明確にわかっていましたし、そのために戦略を自分で考えて、ベンチャーを支援するような制度が２００１年にはじまったところだったので、当社は大阪市のインキュベーターからスタートしているのです。

そういうところに審査をしてもらってから、入らせてもらって、お金とか企業としての信頼性がまだないところで、何とかお金が回る方法を考えながら、最初の時だけそういうお金も含めて、いろいろな事を考えないと行けなかったというのがあって、キャッシュフローを回していくということが、一番最初の頃に苦労したことです。