日本フォームサービス株式会社 情報通信ラックや太陽光発電システムなどを製造・販売。近年は介護事業も 日本フォームサービス株式会社 元代表取締役社長 山下 岳英 

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

【山下】

今一番力を入れているのが地球環境です。CO2を削減しようということなのです。グリーンIT推進協議会に入っています。今でこそ今日明日の日本経済がどうなのか、世界経済どうかという、そのような話しかないと思うのだけれども、間違いなく地球環境が悪くなっているのです。

これをなんとかしなくてはいけません。昔は電算センターといっていたのですが、今インターネットデータセンターの略でIDCというコンピューターセンターに変わっています。それでサーバーをやります。だいたい中堅どころのIDCは人口が6万人から7万人分くらいの電力を消費しています。

その電気の約半分、6割くらいがサーバーを冷やすたのエアコンが使っています。ですから結局、電気を使わない方が一番いいのです。ですからエアコンに半分以上電力を消費するわけだから、それをいかに少なくするかということで、作ったのがグリーンITラックです。これで消費電力を25%くらい削減できます。それがあの後ろにあるラックです。

【山下】

このラックは、地震が来たら前後に動くようになっています。簡単な装置なのです、動いて向こうに行ったままでは困るからまた戻ってくるようにダンパーを仕組んでいます。この部分がスライドして物が飛び出さないような仕組みになっています。これが免振装置です。

現在特許申請中なのであまり公には出来ないけれども、あまり難しい原理ではありません。元はアメリカの会社が開発したのですけれども、あまりうまくいかなくて、それで当社が商品の権利を買ってやっています。高い場所に物を積み上げていますが、これがもし落ちてきたらどうするのか、絶対に死んでしまいます。スーパーやコンビニの棚からカップラーメンが落ちてくるのとは訳が違いますからね。

ただこれをやれば絶対に落ちませんというのではなくて、落ちにくくなりますという商品です。当社は免振をやっているのだと、それが役立ってくるだろうと思っています。


経営者プロフィール

氏名 山下 岳英
役職 元代表取締役社長
生年月日 1949年1月2日

会社概要

社名 日本フォームサービス株式会社
本社所在地 東京都江東区亀戸6-25-1
設立 1956
業種分類 その他製品
代表者名 山下 岳英
従業員数 104名(パート含む)
WEBサイト https://www.forvice.co.jp/
事業概要 AV関連製品やサーバーラックなどの製造事業に加え、介護事業も展開
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