日本フォームサービス株式会社 情報通信ラックや太陽光発電システムなどを製造・販売。近年は介護事業も 日本フォームサービス株式会社 元代表取締役社長 山下 岳英　

キャリア

【山下】

私は社員にチャンスを与えてやるようにしています。チャンスを与えて結果が出せない人もいます。例えばこれだけのチャンスを与えて、７０点だったならいいですよ、ところが最初からチャンスをものにしない人もいます。自分でチャンスを潰してしまう人もいます。

それでもだいたい２回から３回くらいチャンスを与えるようにしています、管理職にはね。それで結果が出せたら、また上に行こう、また頑張っていこうというやり方なのです。チャンスをくれるというのは従業員にとって生きがいになると思います。

いいか悪いかわからないけれども、貧富の差が激しいとかありますが、貧しいという人は別にお金がないから貧しいのではなくて、チャンスをつかんでいないんだと思います。言われたことを受け売りで、それしかやらない、やはりこういう連中には任せられないですね。

【山下】

自分の考え方を持っている社員、仕事に対しても、きちんと段取りのとれる社員、それからみんなに慕われている社員、例えば部下にでも信頼されている人はたいていやります。ダメな人はその逆であまり部下にも慕われていない、何を言っているのかわからない人が多い。

私はそのように見ています。あとは言い訳を言っている人も駄目ですね、相手が悪いからこうなったのだとか、だから行かないだとか、そういう人はだいたいダメな人です。

私はだいたい２回から３回チャンスを与えています。まあ３回やって駄目な人は４回やってもダメですね。例えば、私と違う考え方でもいいのです。ああ、こういうやり方でやるんだなと、ああいいよ、それは尊重するよと、とにかくやってごらんということで見守っています。考え方は何も私と一緒でなくてもいいのですから。