株式会社プラネット 1,200 社以上が利用する、企業間取引のデータ通信サービスを展開 株式会社プラネット 代表取締役会長 玉生 弘昌　

キャリア

【玉生】

基本的にはトップとして、社員の人格を認めるということです。それがプラネットという事業のために最高のスキルを持っている人は、当然それは評価しなければいけないけれども、必ずしもそうでない人も中にはいるわけです。そういう人でも、何かいいものを持っているはずだということを、まず認めるのです。

その上で足りないものを、補いなさい、勉強しなさいということは、言いますけれども、そうすることによって、いつか自分も役に立つようになれるんだと希望を持てますからね、そんなふうに考えています。

【玉生】

本を千冊読めと言っています。１５年くらいの期間ででしょう。私自身は２０００冊以上は読んでいるのではないかと思います。買った本は３０００冊くらいあるかもしれないですけれども、まず本を買う、それで読むわけです。それはビジネス書、経営学の本、そういうものばかりではなくて、小説とか特に歴史小説も好きですから、そういうものをたくさん読んでいます。

つまり、本から学ぶというのは安いのです。セミナーに行くと何万円もしますよね。本だと２０００円でお釣りがきますから、非常に安いと思います。今の時代、自分に投資するということが重要だと思います。

会社の中で出世して部長になり、役員になり、場合によっては社長になるということが、人生のすべてではないわけで、仕事を通じて自分のなりたい自分になるという、そういう場であるわけです。ですから、自分のために自分で勉強するということです。