テックファーム株式会社 アプリやWEBシステムを企画から開発、プロモーションまでワンストップで提供 テックファーム株式会社 取締役 筒井 雄一朗　

事業

【筒井】

当社は大きく分けて３つの事業から成り立っていて、１つはいわゆるシステムインテグレーション事業であるプロフェッショナルサービス事業部、こちらの方は上流の業務分析から開発、ネットワークの構築、最終的には保守・運用というところを担っています。

２つ目の事業部は、クロスメディアサービス事業部で、こちらはみなさん携帯電話を買ったら、番組表のアプリケーションが必ず入っているのですが、その番組表の配信やあるいは広告の配信のサーバー側のサービスです。当社のサービスとして提供している事業部で、Gガイドモバイルというサービスなのですが。

そのサービスを通じて派生しているいろいろなパッケージやサービスというのを横展開していくという事業部が、クロスメディアサービス事業部です。

もう一つがコアテクノロジー事業部です。こちらは当社にとってはいろいろな意味で、将来を見据えたいろいろなことを手がけていきます。R＆Dとは少し違うのですが、それに近いことに取り組んでいます。それと、システム関連のコンサルティングです。ここを担っている事業部です。

【筒井】

日本の企業というのは非常に完ぺき主義というか、バグも少なく、システムも完ぺきでなければいけません。そういう言われ方をすると、事実上やはりバグのないシステムというのは不可能に近いです。私が言うのもなんですが。それよりも、ある程度、割り切れる部分が必要だと考えています。

この分野というのはシステムは大きなもので、いろいろな要素が入っているので、ここは絶対に完璧でなければいけないということと、そうじゃないところというのは、ある程度切り分けながらやることが重要だと思います。そうでないところについては、もちろんあとでリカバリーしていかなければいけないことや、あるいは運用です。当社は保守・運用というところを非常に大切にしています。

最初の開発のプロジェクトのところで、いろいろ課題を抱えていても、そのあと、保守・運用で、いろいろリカバーできるというのが、当社としての強みではありますし、「この案件、じゃあ、思い切ってやってみよう。もしかしたらうまくいかない部分もあるかもしれない。でも、それはそのあと保守・運用というフェーズで必ずリカバーするんだ」という気持ちが、社員の中に、非常に思いとしてもあります。