株式会社リンクアンドモチベーション 世界初の「モチベーション」に焦点を当てた経営コンサルティング会社 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長 小笹 芳央  (2012年9月取材)

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史

【小笹】

2000年4月に創業しています。私は新卒で大学卒業後の1986年にリクルートに入社しまして、14年間勤務しました。14年のうち前半の7年間は人事部に籍を置いて、人材の採用や教育、リクルート事件もありましたから、組織活性を担当し、後半の7年間は、人事時代の経験やノウハウを活かして、顧客企業向けに、組織人事関係のコンサルティングをする新規事業を社内で立ち上げて、そこの責任者をしていました。

創業の経緯については、特にこの2つのキャリアが強く影響しているのですけれども、人事部時代の経験から、社員のモチベーションというものが、非常に事業を推進していく上で大事であると、モチベーションが高い人材、あるいはモチベーションが高い状態で入社していただくことが、すごく大事だという実感を持っていました。

後半のコンサルティング時代では、いろいろな経営者とお会いする機会が多かったものですから、その時にどの経営者にお会いしても、業種や企業規模、会社の歴史を問わず、すべての経営者が一番悩んでいるのが、人の問題です。特に人の中でも「モチベーション」、社員のやる気をいかに高めて、これを業績につなげていくか、そのあたりが経営者万人の共通した悩みだと確信したものですから、ふと、コンサルティング業界を見渡すと、大事なモチベーションというテーマにも関わらず、そのテーマに特化したコンサルティング会社がまだ世に存在していない。

ということで、モチベーションというものを旗印にして起業して、その重要性を社会に訴えたい、そんな思いがあふれて創業に至ったということです。

【小笹】

ベースになっている学術領域で言えば、社会心理学であったり、最近では行動経済学、経営論、社会システム論など、基本的なものの見方であったり、企業変革の仕方であったり、ベースのところは、リクルートの研究機関時代から蓄積があったのは大きかったと思います。

7人で創業したのですけれども、仲間たちと拡大を目指すので、人に依存しすぎるコンサルテーションのやり方はやめようと決めました。しっかりと再現性のある技術、私どもはモチベーションエンジニアリングと呼んでいますが、その技術に立脚した企業の診断商品や教育研修のトレーニングのプログラムなど、そういった商品をしっかり作り、磨いていこうということで。

最初から意思の共有ができていたので、かなり拡大に寄与したのではないかと思います。創業から半年、1年はかなり集中して、商品のプロダクトを作ることに集中したのが良かったと思います。


経営者プロフィール

氏名 小笹 芳央
役職 代表取締役会長
生年月日 1961年5月18日
出身地 大阪府
出身校 早稲田大学 政治経済学部

会社概要

社名 株式会社リンクアンドモチベーション
本社所在地 東京都中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー 15階
設立 2000
業種分類 サービス業
代表者名 小笹 芳央
従業員数 1,470名
WEBサイト https://www.lmi.ne.jp/
事業概要 モチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング モチベーションマネジメント事業(育成・制度・風土変革支援) エントリーマネジメント事業(採用支援) インキュベーション事業(投資・組織人事支援)
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