Vol.3 事業
事業
【小笹】
「働」「学」「遊」と言うのでしょうか。まず「働」が働きがい作り、これが企業向けのモチベーションカンパニーを創りましょうという、企業向けの採用支援や教育や人事の支援、さらには営業販売の強化、さらには株主との関係を変革していくIR、この辺りをすべて含めて、当社のビジネス部門が、「働」が働きがい作りです。
これまでモチベーションエンジニアリングで、働きがい作りに貢献してきましたが、あと「学」と「遊」学ぶであったり遊ぶというところにもつながるということで、さきほどの「学」のところがアイカンパニー創りになります。
BtoCでレストランやスポーツチームの経営、これが「遊」のところで、働きがいだけではなくて、学びがいや、トータルでいうと生きがい、この生きがい創りに貢献できるグループ経営をしていきたいということですので、「働」「学」「遊」の融合社会を目指すという壮大なことを掲げながら、いろいろなグループ会社がその地図の中で役割を果たしているという状況です。
【小笹】
企業でいうと年間1600社強、毎年お付き合いをいただいております。当社のモチベーションエンジニアリングを活用して企業の診断をします。するといろいろな問題が出てきます。人間でいうと人間ドックや健康診断を受けているようなものです。いろいろな数値化された社員のモチベーション問題、あるいは社内のコミュニケーションの問題、あるいは経営と社員の信頼関係の問題、いろんな問題がそこに出てきます。
その問題を突き付けられた経営者と、サポートする我々の方で変革プランを一生懸命に練りながら、いろいろな対策を打ちます。だいたいどの会社も企業規模を問わず、2年から3年で劇的な変化が出てきます。具体的には、今まで社員から新規事業の提案など上がってきたことがないのに、最近は非常に活発であるとか、今までは営業部門と技術部門がいつも対立していたが、コミュニケーションが改善されて、両者の連携が進んだ、といったことがあります。
しっかりとモチベーションやコミュニケーションに対して、経営者が手間暇、コストをかけたところは、確実に会社が活力づいてくる、活気づいてくる、ただ世の中、一般的な感覚でいえば、なかなか数値化できない、目に見えづらいということで、どちらかというと後回しにされてきたテーマだけれども、一番そういうものこそ、大事なのだということを、ご理解頂く経営者が、1社増え、10社増え、100社増えという形で、今の取引数になっています。
そのプロセス自体で、自分たちはいいことをしているな、間違っていなかったなと確信しながら、歩み続けた12年だったと思います。
【小笹】
BtoCでいうとスポーツからスタートして、自分たちのモチベーションエンジニアリングが、もっと生きる分野はどこだろうとなると、やはり「学習領域」だということで、学習塾しかりパソコンスクール、資格取得支援の学校や教室なりを機能として強化している段階です。
個人自体も国や行政や会社に頼ることなく、しっかりと主体的自立的に人生を描いていくということが必要だと思います、これはかねてから思っていたことです。たまたま学習塾やスクールを始められる縁にも恵まれましたから、10周年を機会にBtoC事業も強めていきながら。
【小笹】
企業向けのビジネス部門と、個人向けのコンシューマー部門の両輪経営で、これから社会貢献していこうというのが、今思い描いている構図になります。
経営者プロフィール
氏名 | 小笹 芳央 |
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役職 | 代表取締役会長 |
生年月日 | 1961年5月18日 |
出身地 | 大阪府 |
出身校 | 早稲田大学 政治経済学部 |
会社概要
社名 | 株式会社リンクアンドモチベーション |
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本社所在地 | 東京都中央区銀座4丁目12−15 歌舞伎座タワー 15階 |
設立 | 2000 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
小笹 芳央
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従業員数 | 1,470名 |
WEBサイト | https://www.lmi.ne.jp/ |
事業概要 | モチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング モチベーションマネジメント事業(育成・制度・風土変革支援) エントリーマネジメント事業(採用支援) インキュベーション事業(投資・組織人事支援) |