株式会社船橋屋 200年超“くず餅”一筋の老舗企業を変革した八代目当主 株式会社船橋屋 元代表取締役社長 渡辺 雅司  (2012年11月取材)

Vol.5 プライベート

インタビュー内容

プライベート

【渡辺】

稲盛さんの本はいいですよね。1週間に2、3冊は読むから、いろいろな素晴らしい本があるんですが。例えばマーケティング的なものでいえば、SNSが無視できないので、昔であれば企業側が広告をしていたものが、今は小集団の人たちの口コミで広がるんですね。うちもすごくSNSは大切にしているのですが、そういったものを書いた本もありますし。勇気をつけるということで言えば、やはり稲盛さんの本がいいですね、全て。『生き方』なんてすごくいいと思いますね。ルアーフィッシングとかも好きですね。ゴルフも多少しますし、野球も好きだし。テニスも28年ぶりにこの前復活をして。あと、トレッキングとか、山のトレイルラン、自転車、バイク(自転車)も好きです。小さい頃からずっとテニスを、大学まで。ボクシングもやっていたんです。うちにプロボクサーがいるんです。プロボクサー社員。今日は実はタイトルマッチというか、ランカー戦なんです。G+というCSで生放送されるので、よかったら見てください。彼がうちに入ってから、新卒の新入社員なんですが、プロテスト取りたいというので、みんなでやれやれと応援して、プロテスト取って、今回で10戦目かな。いよいよランカーで勝つと、日本ランクに入るんですよ、スーパーライト級で。そんな人たちを面白がって、僕、育てるんです。面白いでしょう。ボクシングも好きです。

【渡辺】

仕事が嫌いだから、みんなが仕事するんです。社長、しょうがないなと、みんな言っていますから。うちの会社説明会で社員が何かというと、絶叫するんですよ、学生に。私は社長より会社が好きですと言うんです。それだけ自信があるんですと、社員が言ってくれるんです。嬉しいですよね。いろいろな研修で社員を出すと、みんなそこで研修で一緒だった方が、僕のところに言ってくるんです。すごい社員ばかりだねと。これが一番うれしい。子どもを褒められたみたいで。子どもを褒められるとうれしいんですが、高3の娘がいて、その娘が大学のAOで慶応に入ったんですが、正に目的から入って、何のために、この3年間何のためにやるんだと、この教えを娘にやっていて、彼女が総合政策といって、将来のリーダーになりたいというので、慶応の総合政策学部のAOで取ってもらったんです。それは頑張りましたよね。次は息子ですから、息子の求めるものは何だろうと、次はやっていこうと思っています。

【渡辺】

すっかり子どもとのやり方も変えましたね。昔は間髪入れず、ぱーんとひっぱたいていましたが、今はお前は何をしたいんだというところから入っています。成長しますよね。自分で勝手に勉強するようになります。

【渡辺】

この前、父と僕と息子の男3人でハワイに行ったんです。いいでしょう。男3人だけ。そういうこともします。南国が好きですね。ハワイも好きだし。いずれ65歳になったら、バトンを渡したら、東京とハワイで半分ずつ過ごしたいなと。ハワイの空気はすごくストレスがたまった時、元気になるんですよ。風と海の音を聞いてると。僕は今も疲れると、ハワイや、伊豆の断食道場に言ってるんですよ。この二つでなんとか体のメンテナンスをしています。


経営者プロフィール

氏名 渡辺 雅司
役職 元代表取締役社長
生年月日 1964年2月16日
出身地 東京都
出身校 立教大学
座右の銘 深沈重厚経営者として深く考え適格な判断が出来る様、心がけている
愛読書 人は無理数で生きる

会社概要

社名 株式会社船橋屋
本社所在地 東京都江東区亀戸3-2-14
設立 1805
業種分類 食料品・飲料製造業
代表者名 渡辺 雅司
従業員数 300 名
WEBサイト http://www.funabashiya.co.jp/
事業概要 くず餅・あんみつ等の製造販売和スイーツなど創作カフェの経営
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