Vol.3 事業
事業
【平川】
自社で外食チェーンを展開する直営店化することによって、外食チェーンを展開できるプラットホームというのを作ってきたんですね。プラットホームって色々な機能があるんですけど、簡単に言うとそのプラットホームに何かを乗せれば外食店化できるというものなんです。
これを使って優れた独自性の強いブランドであったりコンテンツを持っている外食ではない他業界の方々や他業種の方々とコラボレーションしてブランドコンテンツを外食店化したら、もしかしたら新しい価値が生まれるのではないかとずっと思っていて、それを事業化したかったんです。
それが昨年来から色々やってきている中で、例えば「タニタ食堂」が生まれたりだとか、これから先も色々な企業さんとコラボレーションして新しいお店作ってやっていこうと思っているんですが、結局ここで何が生まれるかというと、新しい顧客を作ることが出来る。ブランドコンテンツを外食店化することによってそこに価値を感じてくれるお客を作ることが出来る。
【平川】
事業提携した企業様に対して例えばPRに繋がったりとか、新たなビジネスチャンスが生まれたりとかそういうことでこの提携企業先様にも新しい価値が提供できる。われわれにとって何がプラスかというと、事業領域を広げることができて「株式会社きちり」という企業のイメージや価値が上がったり、今ようやくこのビジネス自体が立ち上がったのですが、これから積極的にやっていきます。先ほど申し上げた、独自性の強い、強いブランドコンテンツを持っている各界のリーディングカンパニーの方々と業務提携することによって、外食店レストランであったりとかそれ以外の食を提供するようなビジネス、3つの分野があると思っていてまず1つ目は「健康美容分野」。この分野の中で強いブランドコンテンツを持っている企業さんと提携する。2つ目は「エンターテイメント分野」。これは音楽であったりゲームであったり。例えばゲームを作る会社の方達と手を組んで外食店化することを考える。3つ目が「一次産業」。これは農業・畜産・海産、そういった会社さんと事業提携をして、新しいお店を生み出していく。その事によって面白い色々な発想ができたり、お客様に喜んでいただけたり、先ほど言った提携企業様に対して、すごく価値を提供できたりというのを今考えている。
【平川】
僕らが提供したい食というのはどちらかと言うとお腹を満たす部分じゃなくて、楽しくなったり前向きになったりワクワクしたりそういった要素が含まれているものが僕らのやりたい外食の姿なんですね。
食料を提供するというのは、社会的に意義のあることなのは確かなのですが、われわれがやりたいビジネスは人にしか作れない付加価値、それがおもてなしだと社内で言っています。人にしか作れない価値を僕らで最大限化して、来ていただけるお客様を楽しくしたり、ワクワクしたり元気にしたり、そういうビジネスに特化して今はやりたいと思っています。どちらかと言うと、そちら側がウエイトが高いという状況ですね。
経営者プロフィール
氏名 | 平川 昌紀 |
---|---|
役職 | 代表取締役社長CEO 兼 COO |
生年月日 | 1969年7月16日 |
出身地 | 大阪府 |
出身校 | 甲南大学 |
座右の銘 | 守破離 経営において、基本・応用・独創が重要だから。 |
会社概要
社名 | 株式会社きちりホールディングス |
---|---|
本社所在地 | 大阪府東京都渋谷区渋谷一丁目17番2号12階 |
設立 | 1998 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
平川 昌紀
|
従業員数 | 3,725名 |
WEBサイト | http://www.kichiri.co.jp/ |
事業概要 | レストラン経営による飲食事業、及び、食を中心に生まれるHospitalityの提案・提供事業。 “Positive Eating”という私どもの持つ概念(楽しい食事により生まれる、癒し・豊かさ・明日への活力)の浸透を目的に、真心のこもったホスピタリティの提案・提供をしています。 |