株式会社きちり ~居酒屋『きちり』が有名。厳しい業界で成長を続ける外食チェーン~

Vol.1 歴史

株式会社きちり 代表取締役社長 平川 昌紀 (2013年1月取材)

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歴史

【平川】

大学時代に読んだ2冊の本がかなり影響を私に与えてくれました。既に亡くなられたのですが、前の日本マクドナルド会長であられた藤田田さんが書かれた「ユダヤの商法」という本。もう1冊がナポレオン・ヒルという方の「思考は現実化する」という本。この2冊にすごく感銘したというか、大学の僕にはインパクトが強くて。大学の時、法学部を受けて弁護士になりたかったんです、実は。だけど受験に失敗して経済学部にしか入れなくて。その時から将来何やろうと思って、凄く本を読みあさった時期があって、その時出会ったのが2冊の本だったんですよ。

藤田田さんの本を読んだ時に感じたのは「ユダヤの商法」という本の中で、ビジネスを始めるならターゲットを3つに絞ればいいと書いてあったんですが、そのターゲットはお金ですね「金融」と、「口」口に入るもの、薬や食べ物、外食産業もこちらに入るビジネスです。3つ目が「女性」だったんですよ。女性というのは新しいトレンドやマーケットを生み出す存在である感じで。金融は僕の中では参入障壁が高いし、僕が創業して始めるビジネスには向いていないと思ったので、2つめの口に入る物と女性をターゲットにしたお店ということで、外食産業のビジネスを立ち上げて新しいスタンダードになれるくらいの会社を作ってやろうという思いを持ったのがきっかけです。

【平川】

大学卒業してリゾート開発の営業の会社に入って、トップセールスも取りましたし、1年目で部下を付けてもらって、出世頭だったりだとかで自分が何でもできるのではないかなと思った時期だったのですが、モスバーガーのフランチャイズのビジネスやった時にものすごく苦労したんですよ。全然上手くいかなくて、途中で辞められなくてしんどい時期に、本当にこれで良かったのかなと思ったときがあったんですよ。

僕が外食をこのまま続けていこうと思った一番の理由は、やはりこの産業に集まる人の良さなんですね。もちろん営業マンも経験して色々なビジネスもしてきて、色々な人を見てきたのですが、本当に素直で優しい子たちが多いんですよ。人に対して何かして差し上げたいと本気で思っている子が多いので、こういう人たちと仕事をするのはすごく自分にとって幸せだなと感じたので。

どこで何をするかということよりも誰とやるかが僕の中で大切で、すごく僕にとって価値のある仕事だったので、やり続けようと思いましたね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 平川 昌紀
役職 代表取締役社長
生年月日 1969/7/16
出身地 大阪府
出身校 甲南大学
座右の銘 守破離 経営において、基本・応用・独創が重要だから。

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