株式会社東京デリカ バッグ・財布・雑貨専門店を全国に約650店舗展開する上場企業 株式会社東京デリカ 代表取締役 木山 剛史  (2012年9月取材)

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史

【木山】

現会長の木山茂年が昭和49年に東京デリカを創業したのがスタートです。その前に木山鹿次郎という私の祖父が葛飾区の新小岩の商店街に荒物雑貨屋を作ったのがもとになっています。木山鹿次郎が病気で倒れて、5人兄弟の長男だった現会長がサラリーマンから実家に戻ってきて商売をはじめました。

現会長は、サラリーマンとしても社長になろうという程の意志を持ってやっていたので、商店街にもどっても、「やるならば日本一になりたい」ということで、雑貨屋でいろいろなものを扱っておりまして、ひな人形までありました。その中にあったひとつがバッグで、いろいろな所品がある中で、「どれだったら日本一になれるだろう」ということで、バッグか靴かで悩んだらしいのですが、バッグなら日本一になれるかもしれないと思って、バッグ専門の業態を作ったのが、弊社のスタートになります。

【木山】

商店街の1店舗だけでは日本一になれないので、チェーン店にして日本一の規模にして行こうという発想で始めました。駅ビルというのが当時はいろいろな駅にできはじめている時代でしたので、そこに出店していく形で店を増やし始めました。

それから、郊外のショッピングセンターというのが少しずつ出来てきて、そこにも店舗を作ることで店舗数が飛躍的に増えていきました。

【木山】

株式を上場するということは、世間の知名度も上がりますし、それから資金調達という意味でファイナンスというのができるようになりますので、相当メリットがあります。平成6年に当時でいう店頭公開という今のJASDAQ上場をさせて頂きました。

私はちょうど上場の準備をしている時に、アメリカ留学から会社に戻ってきて準備室から仕事を始めました。毎晩最終電車で帰るような生活を本部のスタッフはみんな2年ほど続けて、申請用の書類を作って、やっと公開させていただきました。

いろいろなことが会社の中で整理されましたし、会社にとって、上場前の会社と上場後の会社では、組織がしっかりしました。そういう意味でもすごくメリットがあったと思います。

鞄、袋物の業界では上場企業というのが少ない、1社もなかったものですから、我々が最初に上場したこと、現在でも少ないという事から信頼もされています。ですから上場は非常にプラスになっているのではないかと思っています。


経営者プロフィール

氏名 木山 剛史
役職 代表取締役
生年月日 1966年7月30日

会社概要

社名 株式会社東京デリカ
本社所在地 東京都東京都葛飾区新小岩1丁目48番地14号 第3デリカビル 9階
設立 1974
業種分類 小売業
代表者名 木山 剛史
従業員数 437 名
WEBサイト https://tokyo-derica.net/
事業概要 バッグや財布、雑貨の小売専門店。女性客多く店舗ブランド複数。SC、専門店ビル内立地が主
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