株式会社ゴーゴーカレーグループ 金沢カレーブームの火付け役。日本、米国を中心に70店舗以上を展開 株式会社ゴーゴーカレーグループ 代表取締役 宮森 宏和  (2013年5月取材)

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

【宮森】

ある意味挑戦ですよね。利益の事だけ考えていたら東京だけでやっていた方がいいですわ。でもそうではなくて、今香港だったりとか、アジアとか色々なところ出ようとしていますけども、挑戦ですよね。
川上に向かっていかなくてはいけないし。常に挑戦なくして、成長なし。常に挑戦する心が成長に繋がると思うし。とはいえ、そこだけではなくて、今やっているのは復興支援とか、地方活性化プログラムとか。

【宮森】

復興支援というのは東北でその当時は炊き出しとかケータリングとか行っていたんですけど、今は復興支援ということで、仮設住宅に行ったりとか、野球教室をしたりとかそうだし、復カツカレーという一杯850円のカレーが、そのうちの100円が寄付になって。今はもう3500万円ぐらい集まっているのかな。

今後はもうお金をあげる、食べ物を与えるとかではなくて、今はもう少し安いのですが、55円で販売していたりなど、お金で買った、売ったなんです。お金を払う。そこで雇用が生まれる。それが社会の基盤になります。産業が。もう一つは地方活性化プログラムというもので、今は石川県とか鹿児島県とか、一般的に過疎地といわれる人口が減っている地方ですよね。今日本はどちらかというと東京一極集中、ヒト・モノ・カネ・情報すべて東京に集まっている。それでは日本は将来おかしくなる。

地方では加盟金だとかロイヤリティーはいりませんということでやっています。先月も奄美大島にオープンして、そこもすごく良いですし、そこでも雇用が生まれますし、またGDPも上がるし、島の中で米や肉などの売り買いされますから。

例えば奄美の中で○○カレーと出すよりもそれなりのチェーン店なら仕入れコストもオペレーションも形になっていますから。ノウハウも提供できますし、知名度がある方が島民も入るし、自分でやるよもよほどいいわけなんですよね。それが本当に産業の活性化です。みんながWin-Win-Winになるのが地方を元気にする、ありとあらゆる世界を元気にする。

【宮森】

普通だと利益だけを追い求めなくてはいけない。そうであれば、このような復興支援や地方活性化プログラムはできないですよ。われわれはこれを社内全員一致でやりたい。言い方はあれですけど、都市部で稼いで、地方に還元ですよ。

【宮森】

リピーターがディズニーランドより多いんです。知れば来るんですよね。ただ歩いていた人が今日は何を食べようかと入るのではなくて、会社出た時、家出た時から、今日はゴーゴーカレーを食べようという方がご来店されるから、地下であろうと、2階であろうと、場所さえ知っていただければ来られるんです。その分、クオリティというか品質、ボリュームなどでお客様に還元しています。

【宮森】

グランドオープンの時には55円キャンペーンをやったり、毎月5・15・25日はゴーゴーデーと呼んでいて、その日はトッピング券(を配布)。あとは夕方の17時55分、つまり5時55までがカツカレーが100円安かったりとか、5月5日がゴーゴーバースデーとか、オール500円ぐらいですかね。

【宮森】

よく言っているのは、「Don't stop」。要するに待っていても人は来ないんですよね。例えば佐川急便でも常に走っているではないですか。あれを見てすごく頑張っているなみたいな。あのようなイメージです。

われわれももし空いた時間があるのであれば、掃除をしたり、街宣をやっていたりしているんです。のぼりをもって、プラカードを持ってとか。2020年に555店舗というのが、一つの目標ですね。


経営者プロフィール

氏名 宮森 宏和
役職 代表取締役
生年月日 1973年12月10日
出身地 石川県
座右の銘 道徳なくして繁栄なし!!
愛読書 不動心

会社概要

社名 株式会社ゴーゴーカレーグループ
本社所在地 東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝10 F wework内 ゴーゴーカレーグループ
設立 2003
業種分類 小売業
代表者名 宮森 宏和
従業員数 407 名
WEBサイト http://www.gogocurry.com/
事業概要 直営店の他、フランチャイズ店やニューヨーク等海外への店舗出店も積極的に展開中。
社長動画一覧に戻る
この社長に応援メッセージを送る
この社長に直接提案
会員限定
あなたのビジネスに活かせる特典を無料でご利用いただけます
社長名鑑では、会員登録していただいた方のみにご利用いただける特典を多数ご用意しています。
会員特典の詳細を見る