Vol.3 事業
事業
【宮森】
ある意味挑戦ですよね。利益の事だけ考えていたら東京だけでやっていた方がいいですわ。でもそうではなくて、今香港だったりとか、アジアとか色々なところ出ようとしていますけども、挑戦ですよね。
川上に向かっていかなくてはいけないし。常に挑戦なくして、成長なし。常に挑戦する心が成長に繋がると思うし。とはいえ、そこだけではなくて、今やっているのは復興支援とか、地方活性化プログラムとか。
【宮森】
復興支援というのは東北でその当時は炊き出しとかケータリングとか行っていたんですけど、今は復興支援ということで、仮設住宅に行ったりとか、野球教室をしたりとかそうだし、復カツカレーという一杯850円のカレーが、そのうちの100円が寄付になって。今はもう3500万円ぐらい集まっているのかな。
今後はもうお金をあげる、食べ物を与えるとかではなくて、今はもう少し安いのですが、55円で販売していたりなど、お金で買った、売ったなんです。お金を払う。そこで雇用が生まれる。それが社会の基盤になります。産業が。もう一つは地方活性化プログラムというもので、今は石川県とか鹿児島県とか、一般的に過疎地といわれる人口が減っている地方ですよね。今日本はどちらかというと東京一極集中、ヒト・モノ・カネ・情報すべて東京に集まっている。それでは日本は将来おかしくなる。
地方では加盟金だとかロイヤリティーはいりませんということでやっています。先月も奄美大島にオープンして、そこもすごく良いですし、そこでも雇用が生まれますし、またGDPも上がるし、島の中で米や肉などの売り買いされますから。
例えば奄美の中で○○カレーと出すよりもそれなりのチェーン店なら仕入れコストもオペレーションも形になっていますから。ノウハウも提供できますし、知名度がある方が島民も入るし、自分でやるよもよほどいいわけなんですよね。それが本当に産業の活性化です。みんながWin-Win-Winになるのが地方を元気にする、ありとあらゆる世界を元気にする。
【宮森】
普通だと利益だけを追い求めなくてはいけない。そうであれば、このような復興支援や地方活性化プログラムはできないですよ。われわれはこれを社内全員一致でやりたい。言い方はあれですけど、都市部で稼いで、地方に還元ですよ。
【宮森】
リピーターがディズニーランドより多いんです。知れば来るんですよね。ただ歩いていた人が今日は何を食べようかと入るのではなくて、会社出た時、家出た時から、今日はゴーゴーカレーを食べようという方がご来店されるから、地下であろうと、2階であろうと、場所さえ知っていただければ来られるんです。その分、クオリティというか品質、ボリュームなどでお客様に還元しています。
【宮森】
グランドオープンの時には55円キャンペーンをやったり、毎月5・15・25日はゴーゴーデーと呼んでいて、その日はトッピング券(を配布)。あとは夕方の17時55分、つまり5時55までがカツカレーが100円安かったりとか、5月5日がゴーゴーバースデーとか、オール500円ぐらいですかね。
【宮森】
よく言っているのは、「Don't stop」。要するに待っていても人は来ないんですよね。例えば佐川急便でも常に走っているではないですか。あれを見てすごく頑張っているなみたいな。あのようなイメージです。
われわれももし空いた時間があるのであれば、掃除をしたり、街宣をやっていたりしているんです。のぼりをもって、プラカードを持ってとか。2020年に555店舗というのが、一つの目標ですね。
経営者プロフィール
氏名 | 宮森 宏和 |
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役職 | 代表取締役会長 |
生年月日 | 1973年12月10日 |
出身地 | 石川県 |
座右の銘 | 道徳なくして繁栄なし!! |
愛読書 | 不動心 |
会社概要
社名 | 株式会社ゴーゴーカレーグループ |
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本社所在地 | 石川県金沢市沖町イ81番地1 東京ポートシティ竹芝10 F wework内 ゴーゴーカレーグループ |
設立 | 2003 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
宮森 宏和
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従業員数 | 300名 |
WEBサイト | http://www.gogocurry.com/ |
事業概要 | カレーの専門商社(カレー店のチェーン展開/カレーの商品開発・卸し・販売/カレープロデュース事業・コンサルティング事業) |