株式会社ゴーゴーカレーグループ 金沢カレーブームの火付け役。日本、米国を中心に70店舗以上を展開 株式会社ゴーゴーカレーグループ 代表取締役 宮森 宏和　 (2013年5月取材)

プライベート

【宮森】

最近、今まで趣味と聞かれて本当に迷っていたけど、誰かに言われて分かったのが、趣味が仕事なのかなと思って。なぜかというと仕事がなくなると、もし定年ではなくリタイアしたりとか、お金が入ってきて仕事はありませんとか、こんな退屈な人生はないと思うし、ということは仕事が趣味なのかなということ。好きでやっていることですし。

【宮森】

（ゼットンの）稲本さんもそうだし、トライアスロンとか。これは本当に仕事と似ていて、トレーニング出来ていないと、レースで本当に大変な思いをするんですよ。企業でもそうで普段の経営努力ができていないと決算で大変なことになったりするのと一緒なように、練習は嘘をつかない。

汗、トライアスロンでいっても走ったり、バイクに乗ったり、スイムしたりしますけど、それができないと結果に結びつかないんですね。これは不思議なのですが、トライアスロンの結果と会社の業績が比例していたり。たまに業績が悪いからトレーニングができないという人も全員というわけではないですが、そうではなく稲本さんや高島さんもみんなそうですけれど、練習をがんがんやっている人の方がかえって会社が伸びていたりするんですよね。そうではない人はだんだん練習も出られなくてレースも出られないと言う人は少し苦労していたりとか。レースのためだけではなく、仕事のためにもなって本当に。

今朝も朝から走りますけど、朝は早く起きて走るわけですよ。走る時は辛いですよ。バイクに乗ってたりとかトレーニングしてたりとか。でもそれで最近思ったのは自分の壁を越える。普段何もしなくて、仕事もそうですけど壁を越えていかないと人は成長できないんですね。その壁というのは、成長すれば成長するほどなくなってくるんですよ。企業の社長にもなってくると叱ってくれる人もいなかったりとか。うちは稲本さんがよく叱ってくれるから、そういう人がいるのは本当にありがたいことだと思うし。あとトライアスロンのトレーニングをすることもそうだし、自分に対して負荷をかけるというか、辛いけどもその分成長できるというのがまたレースに出たら、トレーニングしてきた人たちが集まってレースに出て結果を出して、みんなで達成感ですよね。

こんな快感はないし、そこでまた新しい人脈というわけではなくて、そこで仕事とは関係ないけど、仲間ができたりだとかそういうことがその場ではないけども、自分の仕事力というのは上がってきていますね。

【宮森】

そういうトライアスロンもそうだし、挑戦だけでなく、われわれが言っているのは挑戦なくして成長なし。戦略なくして拡大なし。道徳なくして繁栄なし。道徳とは世のため人のためなんですよ。そのためには歴史も知らなくてはいけないし。戦跡めぐりもそうだし、感謝というのかなんて自分はちっぽけなのかと思えるし、その人のためにも頑張らなくてはいけないし、この日本が生んだカツカレーをですよ、世界に広げていくんです。

だから今ニューヨークに日の丸が立っているんです。ブラジルに日の丸発っているんです、香港に日の丸が立っているんです。そういう挑戦。先人達がやり遂げられなかったことを我々が平和的にやっていこうと。平和も元気も一緒ですから。世界から貧困もなくし、みんなが世界中が手を取り合ってですよ、元気になっていく。そのためにこのカレーや食というのはすごく大事ですよね、と思います。