株式会社エリアクエスト テナント誘致など事業用不動産の資産価値向上サービスを展開 株式会社エリアクエスト 代表取締役社長 清原 雅人　 (2013年9月取材)

プライベート

【清原】

ちなみに趣味はゴルフ、ドライブ、卵焼きと書きました。普通にゴルフ、下手なんですけどね。ドライブは運転が意外と好きなのでだんだん遠くに行くようになって
。遠くと言っても新潟・長野方面が一番多いかな。好きなんですよ。あまり雑誌を見たりして行くのは好きではないんですよ。なので自分で探す。「こっち行ったらどう？ここどうなんだろう？」みたいな。
それが好きで意外とおいしいお店とか、だいたい自分で探して飛び込んだところがほとんどですね。

【清原】

一度にその店を理解するためにまあまあ良さそうだったらもう片っ端から頼むんです。ちょっとずつ食べて「あー、ごめんなさい残しちゃったね」と謝りながら帰る。
あとはまずいと思ったら傷は少ない方がいいと思ってちょっと食べてもうすぐ帰っちゃいます。イメージした味と違ったら。まずいという表現はなるべく使わないようにしています。
僕は好きな味ではない場合はしょうがないと。次と。なので開拓はしやすいですよね。お昼ごはん一食に数軒行くこともあるわけですから。確率は上がります。おいしい店を探すのに。

【清原】

卵焼きは、料理は昔嫌いではなかったのですが、僕はバツイチで一回結婚をした時にあまり喜ばれないんだなと。相手次第なのでしょうが。だから、「できなくてもいいじゃん」と思い、しないことにしました。
卵焼きだけは大好物なので、研究しているというか。砂糖と塩から醤油、みりん、味の素、白だしくらいまでいって、牛乳、マヨネーズぐらいまでいって、最近は塩、砂糖、醤油以外をあまり入れてもしょうがないなと（笑）。
シンプルなところにちょっと戻ってきたという感じかな。でも追求しようと思っています。

【清原】

やはり光通信の重田会長ですよね。すごいなと思います。重田会長も当時若かった。僕より２つ上なんですかね。当時というと僕が野村證券を辞めた３１、重田さんも３３とか。
その時、お金を出してもらってやっていた時に、２０坪の事務所でやっていたんですね。人を増やさなければと。３人か４人でしたから。とりあえず２０人とかになるのかな、１５人かなとかね、すると４０坪ぐらいかなと。
４０坪ぐらいの事務所を探してきて自分で決めて。ほとんど僕と友達で決めていいんだろうと思っていましたから。大家さんにも契約直前くらいまで話をして、それから（重田会長に）報告をしたら、
「１００坪ぐらいいけ」と言われ、「え！そんな借りてもしょうがない、広すぎるし」「じゃあ辞めろ。そんな会社やらんでいい」「ちまちました２０坪から４０坪いって次６０坪いって、そんなんだったらもう辞めろ」
と。

すごいなと思ったんですね、その時。１００坪借りたんです結局。家賃が３０万だったのが３００万になりまして、広いと高いんですよね。今ほど安くもなかったし、月の固定費４００万だったのに、いきなり家賃だけが３００万。
それの箱に合わせて人を採用するので急いで３０人から４０人にしないと言って当時のビーイングという雑誌に（求人を）出して片っ端から入れて。机は６つぐらいしかないのに急いで机を買わなければといって
。今度は机とビジネスフォンだけ並んでて人はこれからです、なんて言っている。でも、一度も赤字にならなかった。頑張った僕たちもすごかったのかもしれないが、始めて３ヶ月でね、４００万の固定費で
なんとか単月で黒字化して、「じゃあ１００坪いけ」と。「ええ〜」と言いながらその２ヶ月後ぐらいに１００坪はいっている。３千万とか２千５百万の固定費に跳ね上がったのに
一度も赤字にならずにそのままいったというのは、あの１つの助言のおかげですね。

【清原】

「だったら辞めろ」あるいは「そんな会社だったら辞めちまえ」いろいろな意味を含めたご指導だったと思いますが、格好よかったですよね、自分にとって。「そんな会社なら辞めろ」と言われてしまう。
こう、ちまちました自分もいて。そうかと。

それなら、３００万の家賃にすぐして砕け散るくらいやらなくてはダメなのだと。そういう一言だけを聞くと変な怖い人かなと聞こえるかもしれませんが、たぶんそういうことではなく
スピードをもってね、経営者は頑張れという意味だったと思いますけれども。

その一言からね、学ばせてもらったものがものすごく当時大きくて。いつもそれを似たような手本にして考えるわけです。こんななら辞めてしまえ、と言われてしまうのではないかと。
いつも全力疾走走らないと。それこそやらない方がいいのではないかと、そんなちまちまと。いつもご指導いただいているような気持ちでやっていますよね。