燦ホールディングス株式会社 業界トップシェア。遺族をトータルにサポートする総合葬祭サービス企業 燦ホールディングス株式会社 元代表取締役社長 古内 耕太郎  (2014年6月取材)

Vol.5 メッセージ

インタビュー内容

―メッセージ―

【古内】

多くの大成する人を見ていて感じることは、しっかりとした志を持った上でいつまでに自分がどういう状態になりたいという明確なビジョンを作って持っているという事です。そしてそのビジョンを達成するための戦略を持ち、実行するためのビジネスの世界で言われているPDCAサイクルを日々まわして管理できている人は大成する確率が高いのではないかと思います。基本的なフレームワークをしっかりと愚直にやり切れる人が大成をしていて、中途半端な人は大成していないような気がします。大成している人というのは漠然とやっているように見えて根本の所はしっかりと押さえて日々行動しているように思います。

まずは学生から社会人になることがどういう事なのかをしっかりと考えることが必要です。社会人は学生時代と違い自立した一人のプロフェッショナルとして会社と契約をして自分の労力を提供することによりFeeをもらうという、ある意味ではプロのスポーツ選手と同じような形での契約交渉しているようなものですから、いかに自分がその企業で役に立つのかをしっかりとアピール出来る力が必要ですし、具体的にそういった能力や素養をもたなくてはならないと思います。また、いかにその企業に対して熱意をもってそこで仕事をしたいかを志望動機もしっかりしなくてはいけませんが、今の学生の方を見ていると一つ一つの企業に対する想いをしっかり持っていなかったり、或いは自分をアピールする力や自分を分析していることすらあまりしていない方が多い中でいうと準備が少し足りていない気がします。たくさんの企業に訪問してどこかに引っ掛かればいいという考え方ではなく、一つ一つ自分の目指す会社に対して真剣に勝負をしていく姿勢が求められている気がします。

当社の社会人1年目の人には同じことを言っていますが、「守・破・離」という一つの物事を修得するステップの考え方なのですが、まず最初のステップは守の段階なので基本に誠実に、基本がしっかりと出来るようになるステージ、次の段階は破るという段階ですので、破の段階では基本に対して創意工夫、或いは改善を加えることによってより良いやり方を考えるステージ、最後は離れるというステージなのでオリジナリティのやり方やステージに立つという考え方です。そういう物事を修得していく上では三つのステップがあると言われていますがそういう意味でいうと新入社員の方、或いは社会人なりたての方というのはとにかく守のステージ、基本を守り先輩の言う事を聞いて着実に言われたことができる。そういう事をしっかりと出来ることを目指して愚直に日々過ごす事が大切ではないかと思っています。それが出来るまでは黙って我慢して努力をすることがまず大事ではないかと思っています。


経営者プロフィール

氏名 古内 耕太郎
役職 元代表取締役社長

会社概要

社名 燦ホールディングス株式会社
本社所在地 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14F
設立 1932
業種分類 サービス業
代表者名 古内 耕太郎
従業員数 670 名
WEBサイト http://www.san-hd.co.jp/
事業概要 首都圏・関西圏を中心に葬祭会館を展開し、年間約1万件のご葬儀をお手伝いする(株)公益社を中核とした葬祭グループで、東証一部上場会社。
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