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退職、ゼロからの挑戦

テラモーターズ株式会社 代表取締役社長 徳重 徹 (2015年2月取材)

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―退職、ゼロからの挑戦―

【徳重】

今でも感謝しているのですが、住友海上の中でも一番いい部署に最初から入れて頂いたんです。

【聞き手】

期待されていたからですよね。金融は最初に配属されるところから先が決まっているという配属のされ方をしますよね。

【徳重】

とても感謝しています。レベルの高い人が多くて鍛えられたし、全体を見ることができるようになりました。楽しくもあり責任感もあり会社を支えているという自負を持った部署だったので最初の3年ぐらいはやりがいがありました。

なぜ辞めたかというと、住友海上に勤めていた当時、グローバルな会社ではありませんでした。よく覚えているのが、社長室の次長という方に若手20名ほど呼ばれました。その中で、今後の住友海上について意見を求められました。社長室の次長に対して普段思っている自分たちからすれば当たり前の話をしたところ2つショックなことがありまして。「君たちが言った事を私は理解するが、今の役員に言っても誰も理解しない」と言われたんですね。更に「私もそういうリスクは取れない」と言われてショックでした。将来、住友海上の社長になる可能性のある次長に言われて、必死に仕事をしていて張り詰めたものがぷつんと切れました。

【聞き手】

このまま頑張っていっても目指すところに自分の夢はないのだな、ということですね。

【徳重】

住友海上で上を目指すべきではないと思い、辞める決断をしました。

【聞き手】

MBAをとるために一生懸命受験をなされてアメリカに渡られるわけですよね。

【徳重】

シリコンバレーのMBAに落ちて、アメリカに行けないという大きな挫折がありました。妻だけが応援をしてくれてみんな反対していました。父に辞めますと言ったら、激怒して2分間ぐらい無口で震えていました。

【聞き手】

怒りでですよね。

【徳重】

怒りというか、なんてことをしてくれたのだという父親の横で、母が泣いていました。

【聞き手】

うちでもどこかで見たような光景です。

【徳重】

一生懸命考えて伝えたことを(心では反対していても)サポートするコメントがあるか、ないかでは、大きな壁を飛び越えるためのエネルギーが違うと思います。チャレンジすることに対してサポートを頂ける、そんな社会を創っていかないといけないと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 徳重 徹
役職 代表取締役社長

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