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Vol.2 リーマン・ショックからの再起

日本電子株式会社 代表取締役会長兼CEO 栗原 権右衛門 (2015年3月取材)

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―リーマン・ショックからの再起―

【聞き手】

社長に就任した年はリーマンショック後日本の経済が大きく沈んでいた年ですよね。2008年。

【栗原】

2008年の8月。社長になって3か月後にリーマンショックがきたわけですよね。それは大変な、厳しい数年間でしたね。

【聞き手】

その当時の心境は、どういったものでしたか?

【栗原】

リーマンショックまではほとんど赤字を出さない会社だったのですが、社長に就任してすぐに赤字になった。円高の影響で厳しい経済環境が4年くらい続きましたね。同じことをしていても十数億の毎年赤字になっていくので、会社を何とかしなければという考えが先に立ちます。強い想いでやるしかないと非常に緊張したが、今振り返れば、厳しい時代があったからこそ会社が強くなったと思いますね。社員全員が同じ思いを持っていると思いますね。

【聞き手】

為替の影響が非常に大きかったとお聞きしましたが、きちんと同じようにつくっても業績が悪くなってしまうということで、その持ち直すための政策とかポイントはいかがでしょうか?

【栗原】

為替の影響は外的要因ですが、それ以上に内部の問題を解決しなければならなかった。経営構造改革をやりました。3年ごとに中期計画を企てていて、その中に最重要改革として経営構造改革というのがあり、非常にやりたくなかったが、150名ほど社員削減を行いました。また子会社を数社、統合しました。内部取引が主流になって、効率が悪いというようなことがありましたね。そういった会社の中の色々な問題点をクリアに出来たことが非常に大きかったですね。

【聞き手】

苦境に立たされた時もご自身の性格でいいますと、楽観的にはなれないと思いますがなんとかしないとと思われた。

【栗原】

いつも半分は胃が痛くなるほどものすごく真面目にやりますが、半分は世の中何とかなるだろうと思っているんです。「なんとかなる」という片一方だけではダメだし思い詰めすぎると自分自身がおかしくなってしまう。

【聞き手】

必死にやっているからこそ何とかなると思われるんでしょうね。

【栗原】

半分はものすごく真面目にやるが何とかなるだろうとも思っているんですよね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 栗原 権右衛門
役職 代表取締役会長兼CEO

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