ミニット・アジア・パシフィック株式会社 ~弱冠28歳で社長就任。靴修理・合鍵作製の『ミスターミニット』を550店舗以上展開~

Vol.1 人生を変えた海外留学

ミニット・アジア・パシフィック株式会社 代表取締役社長 迫 俊亮 (2015年10月取材)

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【聞き手】

それでは本日は、実はベルギー生まれの会社だったと私も知って驚いたのですが、今や世界中で靴の修理サービスの『ミスターミニット』を展開されている、ミニット・アジア・パシフィック株式会社代表取締役社長CEO、迫(さこ)俊亮社長にお話を伺っていきたいと思います。それでは社長、よろしくお願いいたします。

【迫】

よろしくお願いします。

【聞き手】

今(取材当時)、ご年齢は30歳と伺っています。

【迫】

そうですね、30歳です。

【聞き手】

そのような若さで、こういった、世界的なサービスを展開しておられる事業の経営者として今やっていらっしゃるということで、今回、迫社長のご経歴や経営者としてのお考え方など色々とお伺いしていきたいなと思います。よろしくお願いいたします。

【迫】

よろしくお願いします。

―人生を変えた海外留学―

【聞き手】

お生まれは福岡県だと伺っております。

【迫】

そうです。

【聞き手】

方言が出たりとか、九州男子気質が出たりとか、あるのでしょうか?

【迫】

地元に帰ると方言は出ますね。ただ高校からは福岡を出てしまったので、そこで九州男児気質は抜けてしまって。 アメリカン気質が入ってしまったかもしれませんね。

【聞き手】

ちなみに、福岡で幼少期を過ごされていた時から、将来的には、海外で何かをやるような、そういう人間になりたいといったお気持ちが強かったのでしょうか。

【迫】

ほとんど考えたことはないですね。私は高校生まで、全く勉強ができなかったので、海外に行くとか、福岡を出るとか、ほとんど考えたことはなかったですね。

【聞き手】

そうなのですね。 大学からアメリカに渡られるわけなのですが、そのきっかけになったのは何ですか。

【迫】

高校1年位の時に、勉強もせず、スポーツもせず、とはいえ何も趣味もなく、ずっと堕落した生活を過ごしている中で、さすがにこのままだと、人生まずいのではないかと思いました。それで、何かしようとなった時に、もともとボクシングをやっていたので、極真空手を始めてK-1のファイターを目指すか、もしくは海外のドラマなどが好きだったので、海外の大学に行ったら面白いのではないかと思って、NOVAに行って英会話を学ぶか、色々考えた末、最終的にNOVAに行くことを選びました。

【聞き手】

とりあえず語学を身につけようとされたわけですね。

【迫】

NOVAに行って、の英会話をやっていくことで実力が伸びたんですね。 それまで、勉強して伸びたという経験が全くなかったので、その時初めて勉強して伸びました。伸びるって、成長するって楽しいなと思って、英会話にのめり込んでいって、そのまま留学したという形ですね。

【聞き手】

留学されたのは、アメリカのカリフォルニア大学と伺いました。

【迫】

最初の2年間はサンフランシスコの近郊にある、2年制のコミュニティカレッジというものにまず通いました。私は勉強ができなかったので初めの2年間、一般教養をそのコミュニティカレッジで学んで、そこで良い成績をとって、3年次の専攻過程からUCLAに編入しました。

【聞き手】

UCLAといえば、世界中から優秀な人がたくさん集まってくるような学校かと思いますが、どのような学生生活だったのですか?

【迫】

楽しかったですね。キャンパスは綺麗ですし、私は社会学専攻だったのですが、社会学に関しては優れた教授がたくさんいたので、しかも優れておりながらも、少し頭が飛んだような人が多かったので、そういった方と実際にコミュニケーションをとりながら、勉学に励めるということはとても楽しかったですね。

【聞き手】

当時は社会学者になろうともお考えだったとか。

【迫】

私がもともとコミュニティカレッジに通っていた時に、出会った教授が、UCバークレーという孫(正義)氏が卒業した大学でも教えている社会学者で、彼の授業を受ける中で、社会学はすごいなと思いました。それで、貧困ですとか、グローバライゼーションですとか、そういうものを学ぶ中で、そういった社会問題を解決できるような存在になりたいと思いました。社会問題を解決するのは社会学者ではないかと、そう思って、社会学者を目指したのがきっかけですね。

【聞き手】

しかし今度は学者の道ではなく、いわゆるビジネスマンとしてやろうと思ったきっかけというのは何でしょうか?

【迫】

大学4年間は本当に社会学者を目指して勉強して、途中で実際にインドに行って、1ヵ月程、マザー・テレサがやっているボランティア施設でボランティアなどをしていました。色々やったのですが、試行錯誤する途中で自分の中で結論付けたのは、社会学者になっても社会は変えられないのではないかと思ったのです。実際に社会を変えてきた人を現代で挙げてみると経営者が多い。やはりビジネスではないかと、そう思って、社会学というアカデミックな道ではなくて、ビジネスの道に進むということを大学4年の終わりの頃に決めました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 迫 俊亮
役職 代表取締役社長

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