アパグループ ~どん底からの再起。『アパグループ』誕生の原点~

Vol.4 住宅産業で独立を決めた理由

アパグループ 代表 元谷 外志雄 (2016年1月取材)

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―住宅産業で独立を決めた理由―

【元谷】

そもそもどういう商売をしようかと、信用金庫にいる時に、取引業者が色々たくさんあるから調べたのですよ。まず無限の市場規模があるもの。市場規模が小さいのに頑張っても行き詰まるでしょう。無限の市場規模があって、いわゆる売り上げの単価、商品単価が最も大きいものをやろうと。一つ売っても大きいし。さらに人の幸せの中で商いができるとなると、住宅が一番いいのではないかと思いました。

皆、住宅が欲しいのです。学校に行って勉強するのは、勉強していい学校に入りたいからです。いい学校に入って勉強するのは、卒業していい会社に入りたいからです。一生懸命仕事を頑張るのはいい収入を得て、いい住まいに住みたいからだということに行き着きます。人の努力の目標物を提供する、人の幸せの過程でお手伝いできるからこの住宅産業は一番いいと思いました。なぜそれが伸びないのかと考えると、理由の一つは、欲しいという思いはあっても、買うには高額でお金がないということです。当時、資金は元金均等償還で住宅ローン制度ではなかったのです。一般の元金均等制度で、銀行はよほどのコネクションや付き合いがあれば、個人でも貸しましたけれども、ほとんど産業にしかお金を貸さなくて。個人がお金を借りるというのは、質屋からお金を借りるくらいで、住宅のために借りることはできなかったのです。これでは良くないと思いました。今から将来、住宅産業は伸びていかなければならないので、住宅ローン制度をつくった方がいいのではないかということで、私が働きかけをして当時の大蔵省の出先機関に対して長期住宅ローン制度を認めさせたのです。そしてそれを引き提げて独立したのです。

社長プロフィール

President's profile
氏名 元谷 外志雄
役職 代表

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