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Vol.4 起業を決めたきっかけ

弁護士ドットコム株式会社 代表取締役会長 元榮 太一郎 (2015年12月取材)

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-起業を決めたきっかけ-

【聞き手】

そんな思いをしてようやく弁護士になられて、最初に入社というかいわゆる入所されたのが、本当に日本でも四大法律事務所といわれるようなすごい所にご入所されて、その時からご自身では、自分の事務所を持ちたいとか、それこそ今のように起業したいという思いはおありだったのですか?

【元榮】

元々全く起業するつもりはありませんでした。さっき学生時代に弁護士と医者とサッカー選手しか職業のイメージがなかったのと同じように、全くそんなつもりはなかったのですが、やっぱり弁護士として活動する中で、30歳も迫っていて、1度きりの人生、自分の活かし方って何だろうっていうことは1つ問題意識としてあって、あとは自分の中の片隅にずっとこう横たわっていたのは、弁護士人口大増員時代、司法制度改革で弁護士がたくさん増えると。

【聞き手】

2002年くらいからそう変わってきているのですよね。

【元榮】

2002年の政府決定によって、司法試験合格者数を増やそうということで、ロウスクールが開校したのが2004年。その卒業生が始めて弁護士になるのが2007年だったのですね。僕は政府決定の直前の2001年に弁護士登録していますので、やっぱり新聞報道等でそういうような弁護士のあり方とか競争環境とかがこれから激変すると言われている中で、今までは弁護士はレアキャラだったのですよ。大体人生で初めて弁護士に会いましたっていうことがけっこう多かったのですよ弁護士になりたての頃ですけれども弁護士業界では、弁護士人口予想グラフっていうのがざっと出るわけですよね。2000年、2005年、2010年、2015年、2020年、弁護士人口はこう増えますって試算を見ていると、その数字を見れば見るほど、経済もあまり成長しない、人口も増えないし、むしろ減り始める。

弁護士が増える、これはかなり競争が進むのではないかと思った時に、もうバッジだけでは活躍できない時代だと、弁護士+α、そういう仮説で自分はそういう+αをするのだと思いながら日々を送っていたので、ビジネス弁護士っていうのも非常に+αとしては素晴らしいですが。そうは言ってもビジネス弁護士も増えてきたので、オンリーワンではないなと、本当の+α、圧倒的な競争性でオンリーワンじゃないかなというという意味での+αを考えていた時にアンダーソン毛利でM&A案件に携わった時に、ある上場ネットベンチャー企業の案件に携わった時にネットの可能性の無限大、ちょうど2003年の年末でしたね。ブロードバンドが本格的に普及するって時代の中で、ネットってすごいなと、これから相当くるぞという気づきと、あとはやっぱりちょっと前までなかった会社が上場して、それで新しい事業をどんどん展開して、成長しているその様を見て、起業家もいいぞと。一度きりの人生、可能性は無限大、下ももしかしたら底なしかもしれないけど、上は青天井、この世界で戦った方が面白いのではと思って、そうだ、起業しようと。

しかも弁護士で起業して上場した人がいないという話じゃないかと。これこそ+αのオンリーワンだと。

【聞き手】

目指すしかないなと。

【元榮】

これをやろうと思って、どんな事業アイデアがいいかなという思いを巡らせ始めたのが2004年の年始ぐらいからですかね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 元榮 太一郎
役職 代表取締役会長

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