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Vol.3 人生の転機

弁護士ドットコム株式会社 代表取締役会長 元榮 太一郎 (2015年12月取材)

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-人生の転機-

【聞き手】

当時、弁護士を目指すぞと大学2年生の時に思われて、そこから必死になって勉強されたわけですか?

【元榮】

そうですね。本当にこれは学生時代の人はみんな知っていますが、僕は大学2年まで体育会系のサッカー部をやっていましたから、もう授業に出ると怒られるのですよ。

【聞き手】

そうなんのすね。

【元榮】

はい。もう呼び出されて、お前は何のために大学に入ったのだと。サッカーをやるためです、と言わないと怒られちゃうわけですね。だからまず大学2年までは本当に行かなかったですし、その後もそんなに授業に行くという感じではなかったので、まさに卒業してから法律の勉強を始めたっていう。自分の中でなんとなく大学期間中は思いっきり人生経験を積もうと。で、大学を卒業間近からスタートして、卒業した後の初めての司法試験が5月に始まるので、そこを目指そうということで。またまた未熟ですが、六法っていうのは6科目だなと、大学受験は3科目3カ月で受かったから、六法は6カ月前からスタートすれば良いということで、12月からスタートしたのですね。

【聞き手】

本当に目指されている方からすると、ちょっと舐めているのではと言われそうですね。

【元榮】

舐めていたから1回試験に落ちているわけですよね。

【聞き手】

でも、2回目で受かっていらっしゃるっていうのは、これもまたすごいことですよね。

【元榮】

それは2年目、2回目の受験の1年間は本当に人一倍やりましたね。ここで僕の人生観が変わったと言いますか、世の中甘くないよということで合格できず、自分の中では試験で落ちるというのが、本格的には初めての経験なので、すごく悔しくて。やっぱり、みっちり準備していた同期とかが合格しているのを見て、悔しさがリアルに出てきて。もうこれは1年でも早くいきたい、しかも20代前半、みんな社会人1年生2年生が楽しそうにやっているわけですよ。早く自分もその世界に行きたい。その代わりこの1年間はちょっと修行僧になろうということで、もう司法試験をやっている人以外とは絶対会わないとか、お酒も飲まないとか、1日10時間以上は必ず席に座るとか、眠くなるから昼は食べないとか、あとはおしゃれをすると満足しちゃうから、とにかく着るものは中1日くらいで着て、ちょっとみすぼらしい感じで。

【聞き手】

いわゆる俗世間との関わりを断つみたいな。

【元榮】

そうです。

【聞き手】

かなりストイックに取り組まれたのですね。

【元榮】

そこから出なければと。もう本当に追い込むという感じですね。という形で1年間やり切って、それが8期連続赤字を続けながら弁護士ドットコムを続けられたみたいな、僕の新しい人生観になっていったのですね。泥臭くやるというのは、泥臭くやることは嘘をつかないみたいな、そういう思いがありますんで。本気で何かを目指そうと思った時や昔は軽やかにその大学受験とか司法試験受験の1年目なんかはなるべく軽やかになってやろうという若気の至りがありましたけど、1回落ちてからは方向を変えまして、とにかく目標を設定したら、徹底的に泥臭くやろうと、泥臭さは嘘をつかないという人生になったので司法試験の2年目もそうですし、弁護士ドットコムも本当に8年間赤字続けて泥臭くやりましたし、そういう自分の人生観に変わっていますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 元榮 太一郎
役職 代表取締役会長

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