宇津救命丸株式会社 創業400年超の老舗医薬品メーカー 宇津救命丸株式会社 代表取締役会長 宇津 善博　 (2016年3月取材)

－海外進出と視聴者へのメッセージ－

【聞き手】

海外からのお客様もたくさん日本にお買い物に来ていますが、御社の場合はどうですか？

【宇津】

やっぱりお子さんの薬は中国などにもあまりないみたいなんです。逆に下痢止めや咳止めなどを買って帰られる方が多いと聞いています。

【聞き手】

これから海外進出なども積極的に行われますか？

【宇津】

色々許可の問題などもあるのですが、そういうものをなるべくクリアして、進出していきたいなとは思っております。

【聞き手】

それはご自身の代でされるのですか？もしくは息子さんの代で？

【宇津】

そうですね。息子も専務なのですが、そちらの方に色々と力を入れているので、実現できればいいなと思っています。

【聞き手】

最後にメッセージを一言頂戴できればと思います。

【宇津】

当社は長い歴史を持っておりますが、ここまで続けてこられたのは、まじめに地道にやって来たからだと思っております。物をつくるには色々な方法がありますけれど、良い原料を使って良い商品をつくるということを心掛けてきました。これが消費者の皆様に今まで受け入れられてきた理由ではないかと思っております。創業者が人々のために薬を無料でつくって配った、その奉仕の精神は代々受け継がれておりますので、その精神を生かして、今後も良い商品をつくり続けていきたいと思っております。

【聞き手】

御社の歴史は今400年ですが、500年、600年と続いていく会社になられますことを願っています。また、次世代の方々にも使っていただける薬品として、私自身も御社の製品にお世話になりながら、応援を続けていきたいと思います。本日はお話を伺わせていただき、ありがとうございました。

【宇津】

ありがとうございました。