株式会社ダイオーズ ~地域の米穀店から世界企業へ。アメリカ進出を成功させた10年とは~

Vol.4 創業以来黒字経営を継続できる秘密

株式会社ダイオーズ 代表取締役社長 大久保 真一 (2018年2月取材)

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―創業以来黒字経営を継続できる秘密―

【ナレーター】

創業以来黒字経営を継続しているダイオーズ。その鍵を握るビジネスモデルと企業方針に迫った。

【大久保】

私どものビジネスの特色ですけども、不特定多数のお客様の積み上げなんですよね。ワンウェイではなく継続契約ですので、基本的には3年契約や5年契約、一番短い契約でも1年契約です。20数万件のお客様というベースがある。それも全部契約を結んでいる。こういったことの積み上げがやはり景気に作用されない要因になっていると。

割っていくとわかりますけども、だいたいひと月のお客様の売り上げが平均1万円少々です。ですからそれほど大きな金額ではありませんし、なおかつ、お客様としても、社員が今まで飲んでいたのに景気悪くなったからやめようということはあるかもしれませんが、1万円ほどのことですから、やめるということはよほどのことですよね。ということをもって、リーマン・ショックでアメリカの経済が非常に不安定になった時期でも、私たちは黒字でずっと通してきました。これだけの規模になってきても、毎年10%近くの成長をしています。

今期もだいたい日本国内が10%、アメリカはドルベースで15%くらい成長しています。日本も売り上げで10%くらいの利益出しています。そういう意味の積み重ねなので、安定した会社というイメージを持っていただいていいのではないかと思います。

会社の方針を明確にしてぶれない。ですから私どもはずっと創業以来、BtoBに特化するという考え方を貫いてきました。それから継続するものしかやっていかない。ワンウェイでは絶対やらない。この方針はぶれないでやっていますので、社員の方もわかっているから、そういう中でどういうものが当てはまるかということを常に考えてくれていますね。

導入する前に何を導入したらいいのかということは考えますよ。これは継続するビジネスではない、これは1年、3年、5年の契約がいただけるようなビジネスではない、じゃあこれはできないと。ただしこれはできるねと。ということをどんどん積み重ねていくと、実際やってきているので、これならできるかどうか。逆にいうと、アメリカのような場合はまだまだマーケットが大きいですし、私どもアメリカは50州中26の州しか出ていないので、全国展開するまではコーヒーサービスに特化していくというふうにやっています。

そして、特化してベースができたら、次は日本で行っているように色々な新しい事業を乗せていこうと話をしています。日本は早くから全国展開が終わっているので、今新しいサービス、事業を乗せることによって成長があるというふうに考えていますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 大久保 真一
役職 代表取締役社長
生年月日 1941/3/21

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