石屋製菓株式会社 ~『白い恋人』から脱却せよ!若き4代目社長が取り組む新たな挑戦~

Vol.5 新市場への挑戦とブランディング強化戦略

石屋製菓株式会社 代表取締役社長 石水 創 (2016年8月取材)

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―新市場への挑戦とブランディング強化戦略―

【石水】

今後の展開については考えています。新商品を出すということはもちろんですが、新市場に向けて打ち出すということも、それは、道外、海外を含めて考えています。インバウンドの需要は確かに高くて、去年から続く爆買いというのは当社にとっては嬉しい意味で誤算だったのですが、すごく当社にとっても良かったです。ただ、今は爆買いが少し落ち着いてきている状況にあります。

そうは言っても、日本観光、日本に来る訪日外国人観光客というのは、おそらくこれからまだまだ増えてくると考えているので、そういう意味で、少しずつ安定してくるだろうなと思います。今までが少し少なすぎたのかなと思うので、まだまだ増えるかなと思います。ネット通販は、当社の場合、そこまで今までは積極的にはやっていなかったのです。あくまでお土産菓子という、『白い恋人』は特にそうなのです。

その地に来て買うお菓子という位置づけだったので、積極的にはやっていなかったのですが、徐々に商品ラインナップも増えていって、特に、顕著に現れるのが、例えば、北海道物産展を名古屋などで行うと、その週の名古屋地区のネット通販の売り上げが上がったり、そういう効果もあるので、これから積極的にネット通販も進めていきたいと思っています。世界も視野に入れながらやっていきたい。ただ、難しいところもあります。やはりお土産菓子なので、どこでもかしこも買えるというのは、確かに便利は便利なのですが、そのお菓子自体の意味合いが変わって来るので、そこはすごく難しいところだと思います。

ただ、『白い恋人』以外の商品はネット通販などをどんどん行って、攻めていきたいと思っています。日常的なお菓子というのは、今までもつくってはいるのですが、アプローチの仕方や値段の設定が若干お土産菓子と違う部分があるので、そこら辺はもっと研究してやらなければいけないなと思います。

やはり社名の認知度を高めていかないと、ほかの新商品のお菓子を出したときも、いつまでも『白い恋人』の会社がつくっている新商品ですよ、ということをフックにしていては、新しい商品というのはいつまでたっても育たないと思うので、何か石屋の新しいお菓子ですよ、新商品ですよ、ということできちんと認知してもらえるように、会社としても取り組んでいかなければいけないなと思います。『美冬』などは第2の商品で、今は本当に『白い恋人』というフックがなくても、『美冬』という単体の商品ですごく認知されてきているので、そういう第2、第3の柱の商品をどんどん開発していきたいと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 石水 創
役職 代表取締役社長
生年月日 1982/3/30

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