株式会社メニコン ~コンタクトレンズ業界に革命をもたらした、業界初の会員制ビジネス成功の裏側~

Vol.5 “文化”を理解する重要性とメッセージ

株式会社メニコン 代表執行役社長 田中 英成 (2016年6月取材)

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―“文化”を理解する重要性とメッセージ―

【聞き手】

ご自身にとって経営では何が一番大事だと思われますか?

【田中】

僕は「文化」ですね。人はもちろん重要ですよ。何が一番ということは無いんですけどね。人はもちろん重要ですし、お金無かったら何も出来ないかもしれないし、物も必要だし、でもやはり文化ですよね。

僕はやはりその地域の文化ですね。それを武器にする、つまり日本の文化などです。でも逆に言うとヨーロッパに進出するのであれば、ヨーロッパの文化を理解しなければ駄目だと思うんですよ。アメリカに行くにしてもアメリカの文化を分からなければいけない。中国に行く時は中国の文化を分からなければいけない。それを分かろうとする努力をする人材であったり教育であったりということもありますけど、そういうマインドがメニコンの文化になると良いなと思っています。要するに、僕はいつも営業にも言いますが、初めて行くお得意先があったとして、いきなりピンポーンと鳴らしてメニコンの営業ですと言っても誰だと言われるに決まっているじゃないですか。行くからには相手の文化を知り尽くしておくということですよね。

そうすると、「何しに来た」と言われた時に、「実は御社の文化に惚れました」と言って、言葉は色々ですけど、惚れましたとインターホンで話したら、「そうか」と言われて戸が開くと思うんですよ。ところが、営業に来ましたと言えば、帰れと言われると思うんですよね。本当に知りましたと言っても何も知らないと、帰れと言われると思うので。中国に行って我々もなかなか成功しない理由は、中国の本当の4000年の文化というものを理解することから始めないといけないと。それは文化と言うと日本人の教育というのは、何年に何があったとか、そういった歴史的なことは文化じゃないんですよ。それは記憶ゲームなんです。神経衰弱みたいなもので、こんなことやっていても仕方が無いんですよね。文化を理解するということです。

ヨーロッパもそうですね。ヨーロッパも国によって全部違うわけですよね。行ったこと無い国ばかりですから、文化という意味では興味津々な所がたくさんありますが、ビジネス的にはまだドイツとフランスとイギリスとオランダくらいしか無いんですが、でもそこに実はビジネスのきっかけがある、そしてその時に一番大事なのは日本の文化や名古屋の文化、もしかしたらこの葵町の文化を熱く語れるということが、実は海外で通用するかしないかの最も重要なところで。グローバル化とみんな言ってグローバル人間を育てなきゃいけないと言っていますが、それは英語が話せることは重要ですよ。でも、英語が話せることではなく、相手の文化を語れることが重要なんですね。そして、自分の文化を語れることなんですよね。これがグローバル化なんですよ。

―視聴者へのメッセージ―

【聞き手】

最後に一言メッセージを頂戴できますでしょうか。

【田中】

メニコンは、より良い視力のために広く社会に貢献するという理念、企業スローガンがありまして、これに基づいて全ての社員が本当に真面目にそれを考えてくれているんですよね。ですから、そういう意味ではお客様に本当に喜んで頂ける商品をこれからも提供していくということをお約束したいなと。もちろんそうしたことを実現して、本当に世界に誇れるナンバーワンの技術と、ナンバーワンの品質で最終的には世界でナンバーワンの企業になりたい。就職を目指している方は、先ほども少しお話ししましたが、グローバルに働いてみたいという風に思っている方は是非メニコンに就職してもらえれば良いなと思いますね。

【聞き手】

本当に日本が誇る素晴らしい技術で、世界中の方の、それこそ目というのは非常に大事な部分で、人生が変わる部分でもありますので、健康や生活を支える、そういう企業として世界中の方に認知されるように、そのように発展されることを私も心より応援したいなと思います。本日はたくさんお話を聞かせて頂きまして本当にありがとうございました。

【田中】

こちらこそありがとうございました。

社長プロフィール

President's profile
氏名 田中 英成
役職 代表執行役社長

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