株式会社アイモバイル ~ 広告配信サービスを手がけるベンチャー企業、急成長の裏側~

Vol.2 アイモバイル 誕生秘話

株式会社アイモバイル 代表取締役会長 田中 俊彦 (2016年11月取材)

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―アイモバイル 誕生秘話―

【田中】

もともとサラリーマンの最後はインターネットの広告代理店で勤めさせてもらって、その中でトップセールスなども記録をして、いつかは自分でやりたいなというのはあり、そのタイミングが当社の創業につながるのですけど、やっぱりモバイルがこれから絶対「来る」なと。インターネットが本当に爆発的にブロードバンドを経て成長したので、次の成長は何かと考えたときに、モバイルが絶対かなというのを、2005年ぐらいに感じていたというところで――2006年か。感じていたので、まだモバイルの売り上げというのは大したものではなく、ほとんど取り扱いもしたことがなかったのですけど、これからはモバイルだからというので、社名も「アイモバイル」という名前で、ソフトウェア名もアイモバイルでやっていくぞということを決めて、創業を果たしていますね。

インターネットの、パソコンはこれが限界かなというのも、何となく直感ですけど、こんな手のひらサイズの形態がどんどん、写真の画質も上がってきていましたし、もっと便利になるんだろうなと感じて。これがブロードバンド化をまだされていないという、そこが結構大きいですね。ブロードバンド化は必ず携帯の方でもされるので、そうなったらとても伸びるのだろうなという、その辺でプラス・アルファのiPhoneがやってきたというので、とんでもないマーケットになったと思います。

多分、人って希望と不安があって、希望が大きければ、一歩踏み出せると思うのですね。それがモバイルのときに、今の安定したサラリーをもらうよりは、希望の方をとって、当時27歳で若かったので、僕はもう若いときに早くリスクをとって、20代で思い切り失敗しても後で収拾つくので。年取ってから失敗して、みんなに心配をかけたりとか、ご迷惑をかけ過ぎるのはよくないと思っていたので、早くリスクをとりたいと思っていましたね。まず、広告代理店をやっているときに、特に色々と言われていたのは、御社の差別化って何ですかというのは、本当にもう何百回と聞いてきて、大してやっぱり代理店、僕がやっていたところは、そんなに差別化を図れるものではなくて「スピードと根性だ」みたいなところを前面に出すという感じですけど、よりITが複雑化していく中で、自分たちの独自の商品というのは必要だなというので、ソフトウエアをつくって、とにかく当時先駆けてやるという発想に至ったのかなと思います。

この構想をもったときに、自分1人ではできないと。僕はセールス側の人間で、技術側の人間が必要と思っていたところ、知人だった現在のCTOの野口(哲也)と出会うことができまして、彼に構想を話したら、翌日には簡単なプロトタイプをつくってきて、そして、この人と一緒にやりたいなと思っていたら、野口の方からも、「一緒にやりませんか?」という話だったので、それなら、もうやりましょうということでできた会社ですね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 田中 俊彦
役職 代表取締役会長

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