株式会社ワンダーテーブル ~上場廃止、相次ぐ店舗閉店。危機的状況を打開した逆転の一手~

Vol.5 海外ブランド誘致戦略 成功の裏側

株式会社ワンダーテーブル 代表取締役社長 秋元 巳智雄 (2017年8月取材)

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―海外ブランド誘致戦略 成功の裏側―

【ナレーター】

海外の飲食店ブランドの誘致・育成により飛躍的な成長を遂げたワンダーテーブル。その成功の裏側とは。

【秋元】

ユニークなブランドを日本で展開するっていうのが弊社の特徴で、その最たる例が海外からの誘致です。それが『バルバッコア』であり、『ロウリーズ』であり、『オービカ』であり、『テール・ド・トリュフ』であったりするんです。つまり、なかなか人が真似できないような素晴らしい欧米のブランド、または南米のブランドなんかを持ってくる。

また、僕たちもクリエイティブを諦めていませんので、『YONA YONA BEER WORKS』を代表するような、自分たちでもブランドをつくるのが国内の事業です。また、今インバウンドというキーワードが世の中に出ていると思うのですが、弊社だけで、つまり50数店舗だけの弊社だけで、年間30万人の外国人のお客様が来ています。ですから、日本においても海外とのアライアンスというか、海外との関わりというのは非常に強い会社だというのが、まず大きな特徴です。

同時に、今7つのエリアで約60店舗、海外に進出をしています。台湾、中国の上海、タイのバンコク、後はカンボジア、ベトナム、インドネシア、後ロサンゼルスなんかにも展開をしております。今後、数年において、今7か国60店舗まで来ていますから、海外の事業の方はまず10か国で100店舗くらいの体制にしていきたいなと思っています。そういう意味では国内においても海外の事業においても、アジアを代表するような、店舗数とか売上高ではなくて、アジアのレストラン産業の中で代表するようなレストランの会社、そんな会社をつくれたらいいなと思っています。そういう意味ではもうちょっとグローバルを意識した国内海外という事業展開を進めていきたいなというふうに思っています。

海外の素晴らしいお店を持ってくる、また私どもがつくったお店を海外でパートナーを見つけて一緒にやるっていうことも、全て契約ですよね。そもそも、スムーズにいくものではないということです。ですから、スムーズにいかない前提、色々なトラブルある前提で、それをいいものに持っていくという、協調力だとかノウハウみたいなものが、自分たちの会社にあるかどうか、つくっていっているかどうかがとても大事だと思っています。そもそも簡単ではない、いっぱいトラブルがある前提で、僕たちはそれをやっていますから。

しかも、長い間その事業をしているわけですよね。『バルバッコア』に関しては20数年、『ロウリーズ』では17年、『ユニオンスクエア』ももう今11年目になったり、海外進出においても台湾で一緒に会社をつくったりしたのは、もう20年前になりますから。そういう意味では、ここ最近の海外進出とか海外誘致をトレンドでやっているのではなく、もう僕らは長い目で一緒に信頼関係を築きながら、トラブルを解消する、そんな協調関係、またノウハウをつくって成功に導くというようなことをやっています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 秋元 巳智雄
役職 代表取締役社長

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