Vol.4 タイ進出の真意
-タイ進出の真意-
【ナレーター】
2017年、化粧品販売店をタイ、バンコクにオープンさせ、初の海外展開を果たしたTBCグループ。その真意に迫った。
【手塚】
東南アジアでは、日本の化粧品はクオリティがいいということで本当に引き合いがあるんですね。日本製品はどれも非常に人気だと思うんですけど化粧品も同じです。現地でつくったものではなくて、日本でつくった日本製の化粧品がいいということで、TBCの化粧品もタイで売りたいという声がありまして、売らせていただいております。
今は化粧品ですけれども、先日タイのバンコクに行きましたら、まだエステティックという言葉の認知度が低くて、一般の方はエステティックといってもピンとこないみたいなんですね。まずはコスメを使っていただきたいということで、それでコスメのショップを出すことにしたんです。化粧品カウンターでは、機会なども当てて肌診断もしますので、そういったことでタイの女性のデータが取れると思うのです。そういうデータが集まってくれば、タイ人女性のコスメも開発したいと思いますし、日本製品でよければそのままでいいんですけど、肌質が異なれば、データを集めてから検討しようという感じですね。
タイの女性に説明できるようタイのスタッフを雇用していますが、研修のため日本に連れてきて2ヶ月位研修しています。まだまだ研修はしたいなという思いはあるんですけど、日本で育てて、(現地の)化粧品のカウンターに立って頂いています。そこでは肌診断だけではなく、簡単なハンドマッサージなんかもカウンターでしますし、別室でフェイシャルトリートメントもするところがありますので、そういったサービスを行っているのです。
【ナレーター】
新たな挑戦を続ける中、TBCグループは、今後、人々の生活の中でどのような存在になっていこうとしているのか。
【手塚】
世の中がどんどん変わってきて、悩みビジネスではなく、もう脱毛は当たり前というような時代になってきましたし、世の中ってニーズが変わると思うんですよね。
『TBC』の略は「Total Beauty Communications」なんです。そういうくらいライフスタイル全般に渡って、私たちがみなさまに提供できるものはないか、快適に暮らしていけるようにお手伝いできることはないか、そういう視点で今ビジネスを展開しています。なので、外に販売している商品は幅広いものがあると思うんですね。ストッキングからショーツからもちろん美容機器もあるしドリンクもあるし、生活の中でTBCを知っていただけるような、あるいは快適、活用して、もらえるようなものをどんどん開発していきたいと思っております。
経営者プロフィール
氏名 | 手塚 圭子 |
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役職 | 取締役シニアアドバイザー |
会社概要
社名 | TBCグループ株式会社 |
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本社所在地 | 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル43F |
設立 | 1976 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
手塚 圭子
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従業員数 | 2300名 |
WEBサイト | https://www.tbc.co.jp/ |
事業概要 | 『TBC』『MEN'S TBC』『epiler(エピレ)』などのエステティックサロンの運営、化粧品・エステティック関連商品の研究開発及び販売 |